株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:兼子 孝夫、以下ACCESS)は、同社の、EPUB 3対応電子出版ビューア「PUBLUS®(パブラス)Reader」(アプリ版)が、LINE株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:出澤 剛、以下LINE)の運営する電子コミックサービス「LINEマンガ」のノベル向けビューア(iOS・Android)に採用されたことを発表いたします。新ビューアは、本日、7月25日より提供開始されました。
「LINEマンガ」は、コミュニケーションアプリ「LINE (ライン) 」の電子コミックサービスです。アプリダウンロード数は1300万を突破し、小学館、集英社、講談社など150以上の出版社・権利元の電子コミック・ノベルを15万冊以上販売しています。また、様々なマンガが連載形式で無料閲覧できる「無料連載」では、出版社の垣根を越え、200作品以上の話題作、名作やオリジナル作品を毎日無料更新しています。
この度、本サービスの小説・ライトノベル向け閲覧ビューアに「PUBLUS Reader」が新たに採用され、EPUB準拠の日本語テキストの高い品質や再現性を実現しています。なお電子書籍コンテンツの取次及び配信は、株式会社メディアドゥ(本社:東京都千代田区、代表取締役:藤田 恭嗣)のコンテンツ配信システム「md-dc」を通じて行われます。
「PUBLUS Reader」は、国際標準規格EPUB準拠と、日本語特有の複雑な組版も忠実に再現する機能を兼ね備えたアプリ向け電子書籍ビューアです。端末やOSに依存しないコンテンツ表現が可能であり、これまで国内外の大手出版社、電子書籍サービス事業者などでの豊富な採用実績を誇ります。”しおり“や“音声再生“などの便利な機能が標準搭載されていますので、ユーザーへ臨場感のある電子書籍体験を届けることが可能です。
「PUBLUS Reader」のエンジンは、EPUB標準化団体であるIDPFの「Readiumプロジェクト」に採用されています。ACCESSは、「Readium Foundation」メンバーとしてEPUBの普及に貢献するとともに、SDK(開発キット)技術の機能強化に注力しています。引き続き、事業者のサービス拡充を支援し、エンドユーザーに向けて、より便利で豊かな電子書籍体験を提供してまいります。
【LINEマンガ アプリ概要】■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、自動車、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび300社以上の通信機器メーカへの採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力・ノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/