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クラウドスケールのイノベーションに向けて
「Commercial SONiC Distribution」を
サポート

White Box(ホワイトボックス)型ネットワークOSソフトウェアソリューションをご検討中のお客様向けに、IP Infusionは「Commercial SONiC Distribution」を含む充実した製品ポートフォリオを取り揃えています。ネットワークOSソリューションと高度なサポートの提供において20年以上の実績を有するIP Infusionが、オープンソースSONiC (Software for Open Networking in the Cloud)ベースの完全に検証されたソリューションを提供します。

SONiCは、商用シリコンベースのプラットフォームで動作するLinuxベースのオープンソースネットワークOSであり、現在、データセンターファブリック向けに複数のWebスケール企業で導入され、運用されています。SONiCには、活発に活動を展開している開発者コミュニティとベンダーエコシステムが存在します。SONiCの基盤となるアーキテクチャの説明はGitHubGitHubにて紹介されています。

IP Infusionは、「Commercial SONiC Distribution」を用いて、リーフ型/スパイン型/スーパースパイン型データセンターのCLOSトポロジーやネットワーク管理といった、サービスプロバイダーのネットワークにおけるディスアグリゲーションを対象としたユースケースを拡大しています。IP Infusionのサポートチームは、「Commercial SONiC Distribution」を検討中のサービスプロバイダーやデータセンター事業者に、ワールドクラスのサポートを24時間365日の体制で提供します。

オープンソースSONiCをベースに高度な機能とサポートを提供

オープンソースSONiCをベースとした商用ソリューションが、リーフ型/スパイン型/スーパースパイン型データセンター向け機能の拡充と強化をもたらします。「Commercial SONiC Distribution」は、Edgecore Networks、QuantaのWhite Box型ソリューション、Broadcomのシリコン上で利用することができます。「Commercial SONiC Distribution」は、業界をリードする商用シリコンおよび標準ベースのIP-CLOSアーキテクチャを基盤としており、クラウドの性能やシンプルさといったメリットを提供します。また、プログラムAPIと、拡張可能なコンテナベースのアーキテクチャを備えたUnified Manageability Frameworkによる俊敏性も提供します。オープンソースファウンデーションと標準化されたエコシステムは、データセンターファブリックソリューションに大きな経済的メリットをもたらします。

ユースケース

データセンターL3 CLOS(アンダーレイ)

クラウド版はデータセンターファブリック(パブリック、プライベート、エッジコンピューティング)を対象にしています。「Commercial SONiC Distribution」は、ToR(Top of Rack)型/リーフ型/スパイン型/スーパースパイン型/ボーダーリーフ型のPIN(Places-In-Network)といった、さまざまなPIN(Places-In-Network)で導入可能です。SONiCベースのデータセンターファブリックは、Webスケールのデータセンターアーキテクチャのアンダーレイ、またはアンダーレイネットワークが必要なHadoop等、一部のワークロードのための企業やサービスプロバイダーのデータセンターPODで展開できます。また、「Commercial SONiC Distribution」は、企業やサービスプロバイダーにおいて、VMware ESX、NSX、vSAN、その他のVMwareソリューションを導入している、VMwareベースのPOD向けのアンダーレイデータセンターファブリックとしても利用できます。

データセンターL3 CLOSオーバーレイ(VXLANおよびBGP-EVPNの併用)

「Commercial SONiC Distribution」は、企業またはサービスプロバイダーにおいて、マルチテナントのサポートにオーバーレイが必要なHadoop等の一部のワークロード向けにも導入できます。データセンターでオーバーレイアーキテクチャを使用することで、エンドユーザー(ネットワーク管理者)はエンドポイント(サーバーまたは仮想マシン)をネットワーク上の任意の場所に設置し、同じ論理的レイヤー2ネットワークに接続した状態で、仮想トポロジーを物理的トポロジーから分離できます。この分離により、データセンターネットワークはテナントごとのレベルで、プログラムでのプロビジョニングが可能になります。オーバーレイネットワークは通常、サーバー間またはVM間のレイヤー2およびレイヤー3の両方のトランスポートをサポートします。また、はるかに大規模なスケールもサポートします。

SONiCオーバーレイネットワークは、エンドポイント情報の学習と共有を促進するためにコントロールプレーンプロトコル(BGP-EVPN)を使用し、オーバーレイレイヤーのデータプレーンを作成するためにVXLANトンネルプロトコルを使用しています。