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プレスリリース

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2014.10.14

プリント

ACCESSの位置連動型コンテンツ配信ソリューション 「ACCESS Beacon Framework」が、フリークアウトのプライベートDMP「MOTHER」と連携

- リアルな行動履歴に応じたインターネット広告施策が可能に -

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下ACCESS)は、本日、同社のBeaconを用いた位置連動型コンテンツ配信ソリューション「ACCESS Beacon Framework(ABF)」が、株式会社フリークアウト(本社:東京都港区、代表取締役:本田 謙、以下フリークアウト)のプライベートDMP※1「MOTHER」と連携した旨を発表しました。「MOTHER」との連動機能は、広告代理店や広告主である企業などを対象に、本日より提供開始いたします。

これまで、広告を展開する企業は、店舗やイベント会場などにおいて、ユーザの実際の来場時データを取得してプライベートDMPに取り込むことは困難とされてきました。こうした中、ACCESSは、顧客データ資産管理ツールのDMP 並びにインターネット広告配信プラットフォームのDSP※2における先駆的企業であるフリークアウトの協力の下、「ABF」に「MOTHER」との連携機能を拡張しました。両サービスを併用することで、自社プライベートDMPにリアルなユーザの行動履歴情報を反映させることが出来るようになるため、導入企業は、より精度の高いO2O※3広告施策や効果検証、およびデータベースの構築・活用が可能となります。

広告を展開する企業は、「ABF」と「MOTHER」のそれぞれモバイルアプリケーション向けの機能を自社スマートフォンアプリに実装し、「ABF」のBeacon機器を店舗やイベント会場に設置することで、その場所を訪れたユーザの中で、プライバシー規約に同意しているユーザのデータのみを対象に、リアルタイムのプライベートDMPに送信し蓄積することが可能となります。これにより、企業はインターネット広告を閲覧したユーザの中から、実際に会場や店舗に足を運んだユーザを把握し、広告の効果検証を行なえるだけでなく、データを蓄積・分析し、次回の広告施策に際にはターゲットを絞りより効果的に行うなど、継続的にマーケティング活動の精度を向上させていくことが可能となります。

フリークアウト 代表取締役 本田 謙氏は、
「『ABF』との連携により、『MOTHER』プライベートDMP上で、店舗やイベントなど現地で取得したユーザのデータと、オンラインで取得したオーディエンスデータを掛け合わせて分析し、実際に来店したユーザのECサイトでの購入率などを把握し、それぞれのタッチポイントでの貢献度を可視化することが出来ます。『ABF』は広告代理店や映画配給会社などへの採用実績があり、Beacon機器・クラウド管理システム・標準アプリが揃ったオールインワンのソリューションであることから、迅速なサービス導入が可能です。今後ともACCESS社と協力し、より精度の高いマーケティング活動を展開できるよう強化してまいります」と述べています。

ACCESS 最高技術責任者(CTO)石黒 邦宏は、
「業界大手の『MOTHER』と連携したことで、当社『ABF』のお客様に、Beaconを活用したプライベートDMPという選択肢をご提案することが可能となりました。ACCESSはIoT時代に向けDMPやBaasなどデータマネジメント分野において革新的なサービスの創出を支援すべく、最先端のテクノロジーを提供してまいります」と述べています。

「お客様のデータベース×ABF×DMP」の連携イメージ図
『お客様のデータベース』×『ABF』×『DMP』が連携する事で、Webとリアルの行動履歴に応じたコンテンツをその場所に来たユーザへ配信可能に

■フリークアウト社について
フリークアウトはRTB※4でインターネット広告枠買い付けを行うDSPならびに顧客データ資産管理ツールのDMPを提供するマーケティングテクノロジーカンパニーです。現在、100社を超える広告代理店のDSP/DMP事業を支える技術インフラの提供を行うと同時に、通信キャリア、航空会社、トイレタリーブランドをはじめ4,500アカウントを超える顧客にフリークアウトのプラットフォームを導入しています。
https://www.fout.co.jp/

「ACCESS Beacon Framework(ABF)」について

「ABF」は、BLE※5搭載のBeaconハードウェア、スマートフォン向けアプリケーション、クラウド管理システムをワンストップで提供することにより、事業者のO2Oサービス等の開発を大幅に迅速化し、運用を効率化する位置連動型コンテンツ配信ソリューションです。「ABF」は年内には海外への展開も予定しています。
詳細は、https://wavee-plus.access-company.com/よりご覧いただけます。
お問い合わせ先(営業担当):https://wavee-plus.access-company.com/inquiry/

  1. プライベートDMP(Data Management Platform) とは、自社で取得しているデータを蓄積・分析・活用が可能なDMPを指します。
  2. DSP(Demand Side Platform)とは、広告主が広告在庫の買い付けから配信、オーディエンスターゲティングなどを一括して管理できる広告配信プラットフォームです。
  3. O2O(Online to Offline)とは、実店舗での購入につなげるために、ネットで行う販売促進活動。
  4. RTB (Real Time Bidding)とは、インターネット広告枠のリアルタイムの入札のことです。
  5. BLE(Bluetooth Low Energy)とは、低消費電力の近距離無線通信技術です。

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。

  • ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
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  • iOSは、Cisco の米国およびその他の国における商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。