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- 台湾の大手半導体メーカー、ALiのセットトップボックス用SoC製品にACCESSのDLNAソリューション「NetFront® Living Connect」が採用
株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏伸哉、以下ACCESS)は、本日、同社のDLNA(Digital Living Network Alliance)※1ソリューションとして数々の受賞歴を誇る「NetFront® Living Connect SDK」が、ALi Corporation(本社:台湾 台北市、以下ALi)のセットトップボックス用システムオンチップ(SoC)製品に採用されたことを発表いたしました。ACCESSのDLNAソリューションが実装されたALiのSoCは、セットトップボックスメーカーを対象に、2013年第2四半期より出荷される予定です。
「NetFront Living Connect」は、家電やホームネットワークのマルチスクリーン上でメディア共有を実現する最先端の「DLNA Technology Component™」ソリューションです。本ソリューションが搭載されたALiのデジタルセットトップボックス(STB)システムオンチップ(SoC)を採用することにより、機器メーカーは、有料放送事業者などに向けて、TVやスマートフォン、タブレットを初めとするDLNA対応機器上で、テレビ番組やビデオコンテンツの共有や再生を容易に可能にするセットトップボックス製品を提供することが可能となります。
ALiの国際ビジネスユニット担当ゼネラル・マネージャーのTony Chang氏は、
「当社顧客であるセットトップボックスメーカーにとって、メディア共有機能は、なくてはならない機能です。当社は、ACCESSのDLNAソリューションが厳しいフィールド試験を経ており、業界最高レベルの機能と魅力的な製品ロードマップを兼ね備えているという点を評価し採用いたしました。マルチスクリーン、スマートホームサービス、スマートフォン、タブレットのメディア共有ブリッジなどは、『NetFront Living Connect』ならではの優れた機能を、当社SoCが搭載されたセットトップボックスを通じて、エンドユーザーの皆様にお届けできることを嬉しく思います」と述べています。
「NetFront Living Connect」は、携帯電話、スマートフォン、デジタルカメラ、プリンタ、DVDプレーヤー、ゲーム機、デジタルテレビ、セットトップボックス(STB)、ネットワーク接続ストレージ(NAS)などのさまざまな情報家電機器をDLNA標準機能に対応させることのできるDLNA Technology Componentソリューションです。世界中の主要メーカーの幅広い家電機器への搭載実績があり、組み込み機器向けに最適化されています。OSやCPUに依存しない高い移植性を備えており、カスタマイズも容易で顧客のニーズに柔軟に対応することができます。「NetFront Living Connect」には、多彩な機能が搭載されており、SoC機器メーカー、コンテンツプロバイダー、そしてエンドユーザーに向けて、最先端のDLNA機能を提供いたします。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、国内外の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、先進のモバイルソフトウェアおよびネットワークソフト技術を核にしたITソリューションを提供するグローバル企業です。全世界で累計10億台の搭載実績を誇る組み込み向けソフトウェア「NetFront®」シリーズやネットワークソフトウェアソリューション「ZebOS®」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジにより、通信事業者、メーカー、サービス事業者などの製品・サービス開発やインフラ構築を速やかに実現します。現在、スマートフォン向けアプリシリーズ「NetFront® Life」やクラウド技術をベースにした電子出版プラットフォーム「ACCESS™ Digital Publishing Ecosystem」をはじめ、スマートフォンなどのマルチデバイス上で高付加価値サービスを実現するソリューションの開発・提供を加速しています。2001年より東証マザーズにて株式を公開(4813)し、アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。ACCESSに関する詳細はhttps://www.access-company.com/をご覧ください。