株式会社ACCESS（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：鎌田 富久、以下ACCESS）は、本日、ACCESSの技術を搭載したハードウェア機器の普及促進を図り、ハードウェア機器メーカー向け支援プログラム「ACCESS Developer Network (ADN)Foundry」を発足しました。同プログラムに加盟することにより、自社製品対応のアプリ開発の活性化を図るハードウェア機器メーカーは、ACCESSの技術をベースとしたアプリ開発に携わるソフトウェア企業、約22,000社からなるコミュニティ「ACCESS Developer Network、以下ADN」を活用し、アプリ開発者向けのプロモーション活動を効率よく行うことが可能になります。
「ADN Foundry」の発足メンバーとして、ラグド（堅牢）コンピュータメーカーであるACE® ECA International Ltd.（本社：ニュージーランド・クリストチャーチ、CEO：Alex Topschij以下、ACEECA）が加盟しています。ACEECAは加盟に際して、新製品2機種を発表しています。一つは、高速CPUと放電容量2600 mAhのバッテリーを備えた携帯用セミラグドPDA「PDA32」で、もう一つは特定の業界ニーズへのカスタマイズを容易にする拡張機能を搭載したラグドDA（Digital Assistant）「MEZ1500」です。両製品ともACCESSのGarnet™ OSをベースとして開発されています。Garnet OSはPDA（Personal Data Assistance、携帯情報端末）用オペレーティングシステム（OS）で、現在世界中で、一般的に普及しているものから特殊なモバイル環境に適したものまで何千もの機種に採用されています。今後ADN Foundryでは、今回の新製品を初めとするACEECAの製品情報を「ADN Foundry」サイトやニュースレターなどのマーケティングツールを駆使して「ADN」メンバー向けに発信し、プロモーション活動を展開していきます。これにより、ACEECA製品対応のアプリ開発を活性化し、さらにはACCESSの技術が搭載されたハードウェア機器の普及を促進していきます。
ACCESS 代表取締役社長 鎌田富久は、
「『ADN Foundry』は、『ADN』コミュニティに加盟する約22,000社のソフトウェア開発企業と、ハードウェア機器メーカーとの情報交換の場を提供します。同プログラムを利用することにより、顧客ニーズに合致した機器の開発や機能拡張をより効率よく行うことが可能になります」と、述べています。
なおADN Foundry 加盟には、「ACCESS™ Connected Ecosystem (ACE®)」プログラムのメンバーであることが条件となります。「ACE」は、ACCESSの推進するグローバルパートナプログラムで、通信、情報家電、放送業界における世界のリーディング企業からなり、業界の枠を越えた企業間の連携を実現します。ACCESSの技術を用いた製品やサービスの市場での優れたリーダーシップを発揮することを目的としています。
「ADN Foundry」および「ACE」に関する詳細は、http://www.accessdevnet.com（英語）、
https://www.access-company.com/partners/（日本語）をご覧ください。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、国内外の通信、家電、放送、エネルギーインフラ業界向けに、モバイルソフトウェア技術をベースとした先進のITソリューションを提供する、グローバル企業です。携帯端末・情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser」や、携帯端末向けプラットフォーム「ACCESS Linux Platform™」、通信インフラ機器向けプラットフォーム「ZebOS®」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジにより、通信事業者、メーカ顧客などの次世代端末の開発やインフラ構築を速やかに実現します。また2008年より出版プラットフォームビジネスを展開し、携帯端末向け電子出版物販売サイト「Booker’s®」の運営や出版物の電子化サービスなど、アプリケーション上で動作する魅力的なサービスの拡充に注力しています。2001年には東証マザーズに株式を公開（4813）し、現在、アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
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