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プレスリリース

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2010.07.29

プリント

ACCESS 、Androidプラットフォームの拡充を支援

― OHAに加盟し、「Graffiti® for Android」を無償公開 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)は、Androidプラットフォームの拡充を支援していきます。その一環として、Androidの開発を推進する団体OHA(Open Handset Alliance)に加盟し、またACCESSの手書き文字認識アプリ「Graffiti® for Android」を、Androidマーケットに無償公開しました。今後、ACCESSは、Androidプラットフォーム上で動作する魅力的なサービスの開発・普及に一層注力していきます。

ACCESSはこれまでも、Androidプラットフォームに対応したソフトウェアやサービスを開発し、提供してきました。最近では、国内外で圧倒的な搭載実績を誇るNetFront®シリーズを同プラットフォーム向けに対応させ、世界中の通信事業者や端末メーカーに向けて提供しています。また、雑誌閲覧ソフトウェア「NetFront® Magazine Viewer」を開発し、今年6月には、Androidマーケット上で電子雑誌の配信サービスも開始しています。ACCESSは、今後、こうした取り組みをさらに本格化していきます。

Graffitiを用いた文字入力例この度ACCESSが提供した「Graffiti for Android」は、ACCESSが保有する手書き文字認識技術「Graffiti®」をAndroid向けに対応させたものです。「Graffiti」は携帯端末のタッチパネル上でアルファベットに似た文字を一筆書き(ジェスチャ)するだけで、素早い文字入力を可能とする技術で、90年代に、旧PalmSource,Inc.がPalm OS向けの文字入力手法として開発し、発表以来、世界中で愛用されています。2005年、PalmSource完全子会社化以降は、ACCESSの保有する技術となっております。この度、この「Graffiti for Android」が無償公開されたことで、Android端末の ユーザーは同アプリをダウンロードして個人の端末に搭載するだけで、この便利な機能を楽しむことができます。日本語対応バージョンも近日中に公開を予定しています。ACCESSは、この他にも手書き入力関連の特許を多数所有しており、Androidへの対応を検討していきます。

またACCESSは、日本向けAndroidアプリの開発を活性化するため、携帯電話で地上デジタル放送を視聴するための規格であるワンセグや、赤外線モジュールといった、日本市場特有のサービスを可能とするアプリなどもAndroid 向けに提供して行く予定です。

GoogleのVice President of Mobile PlatformsであるAndy Rubin氏は、
「ACCESSは、モバイルソフト分野における日本のパイオニアです。日本では、モバイルインターネットを実現するスマートフォンへの需要が劇的に高まっています。OHAは、Androidプラットフォームが市場における最適なオープンプラットフォームとなるべく普及活動に取り組んでいます。ACCESSは、日本におけるOHAのこうした取り組みを支援してくれるものと確信しています」と述べています。

ACCESS 代表取締役社長 鎌田富久は、
「ACCESSは創業以来、『すべての機器をネットにつなぐ』ビジョンのもと、世界中の人々のデジタルライフを豊かにする先進のモバイルソフトウェア技術やサービスの開発に注力してきました。Androidプラットフォームを支援することは、当社のビジョンをさらに前進させるものです。ACCESSは、今後とも、Androidプラットフォーム上で動作するアプリケーションやサービスの拡充にまい進していきます」と述べています。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、国内外の通信、家電、放送、エネルギーインフラ業界向けに、モバイルソフトウェア技術をベースとした先進のITソリューションを提供する、グローバル企業です。携帯端末・情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser」や、携帯端末向けプラットフォーム「ACCESS Linux Platform」、通信インフラ機器向けプラットフォーム「ZebOS®」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジにより、通信事業者、メーカ顧客などの次世代端末の開発やインフラ構築を速やかに実現します。また2008年より出版プラットフォームビジネスを展開し、携帯端末向け電子出版物販売サイト「Booker’s®」の運営や出版物の電子化サービスなど、アプリケーション上で動作する魅力的なサービスの拡充に注力しています。2001年には東証マザーズに株式を公開(4813)し、現在、アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。

●本リリースに関するお問い合わせ
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  • ACCESS、ACCESSロゴ、NetFront、ACCESS Linux Platform、Graffitiは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
  • ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
  • Booker’sは、株式会社ACCESSおよび東京都書店商業組合の日本国における登録商標です。
  • The registered trademark LINUX® is used pursuant to a sublicense from Linux Mark Institute, the exclusive licensee of Linus Torvalds, owner of the mark on a world-wide basis.
  • Google、Android は Google Inc. の商標または登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。