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プレスリリース

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2010.03.25

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ACCESSとPirelli Broadband Solutions、「NetFront® Living Connect」搭載のPirelli製ホームゲートウェイ「DRG A226M」のDLNA認定を共同発表

― 多様なホームネットワークソリューションにおいて協業 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)とブロードバンド対応顧客宅内装置(Customer Premises Equipment、以下CPE)メーカーである、Pirelli Broadband Solutions(本社:ミラノ、President:Claudio De Conto、以下Pirelli)は、本日、ACCESS の「NetFront® Living Connect」搭載のPirelli製ホームゲートウェイ「DRG A226M」が Digital Living Network Alliance※1(以下、DLNA)に認定されたと共同で発表しました。

ACCESSとPirelliは、昨年9月、ホームゲートウェイやセットトップボックスなど多岐にわたるPirelliのブロードバンド対応ホームネットワークソリューションをDLNA規格に準拠させるため、ACCESSの「NetFront Living Connect」を採用する旨のライセンス契約を締結しています。今回のDLNA認定は、こうした両社の協力もと、達成されました。

Pirelliの「DRG A226M」は、フル TR-069※2リモート管理機能が搭載された、先進のトリプル/カッドプレイサービス向けADSL2+※3ホームゲートウェイで、イーサネットおよびWi-Fiによるデータ接続、VoIP、共有ストレージおよびプリンタ機器向けのUSB接続、DLNAデジタルメディアサーバ、外部接続モバイルUSBドングル経由でのHSPAバックアップWAN接続などの機能が搭載されています。またFTTHサービス向け組込み型WANファイバインターフェース機能が搭載され、最大100Mbpsの接続速度を実現しています。

ACCESSの「NetFront Living Connect」は、DLNA 準拠のソフトウェアソリューションで、マルチメディアホームネットワークへの実装を目的に設計され、ホームネットワーク上の多様な機器の管理をサポートします。組込み機器向けに特化した設計のため、リソースが限られた環境においても実装が可能です。また、優れた移植性や柔軟性により、さまざまな機器に容易に組込むことができます。さらに、「NetFront Living Connect」のDLNAデバイスクラスは機能毎にモジュール化されているため、必要なデバイスクラスのみの提供が可能です。

Pirelli のストラテジーおよびイノベーション担当バイスプレジデント Roberto Pellegriniは、
「当社のホームゲートウェイおよびセットトップボックスは、ホームネットワーク機器のハブとして機能することを目的としているため、相互接続という点で共通の基盤となるDLNAのようなすべての業界標準に対応させることが求められています。ACCESSは、当社の機器をDLNA規格に対応させ、また更に進化させるための技術を提供してくれる、重要なパートナーです」と述べています。

ACCESSの欧州地域を担当する子会社ACCESS Systems Europe 最高経営責任者 大石 清恭は、
「PirelliのホームゲートウェイがDLNAに認定されたことを嬉しく思います。今回の認定は、ACCESSの『NetFront Living Connect』DLNAソリューションの優れた柔軟性、移植性、ならびに、多様なハードウェア機器への高い親和性を実証する最適な例です。欧州は、ホームネットワークソリューション分野において成熟した市場です。ACCESSは引き続き、Pirelliとともに、ユーザが満足し、また通信事業者の新たなビジネスチャンスの創出を支援する、パワフルなホームネットワークソリューションの供給に尽力していきます」と述べています。

なお、今回の認定に伴い、Pirelli製ホームゲートウェイ「DRG A226M」にはDLNA認定ロゴの使用が許諾されました。同ロゴは、当該機器が、DLNA準拠適合テストをクリアし、DLNA相互接続性ガイドラインに準拠していることを証明するものです。

  1. Digital Living Network Alliance(略称DLNA)は、家電、モバイル、およびパーソナルコンピュータ産業における異メーカー間の機器の相互接続を容易にするために2003年6月に結成された業界団体です。
  2. TR-069 (Technical Report 069) は、Broadband Forum(旧DSLフォーラム)のCPE WAN Management Protocol (CWMP)と呼ばれる技術仕様で、エンドユーザの機器を遠隔管理するためのアプリケーションレイヤープロトコルを定義しています。
  3. ADSL2+は、ADSLの高速規格です。

■ACCESSおよびACCESS Systems Europeについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組み込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」を始め「Garnet OS」「ACCESS Linux Platform」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域に子会社を運営し国際展開にも注力しています。ACCESS Systems EuropeはACCESSの100%出資子会社で、2001年に設立されました。アムステルダム(オランダ)に本社機能を有し、パリおよびモンペリエ(フランス)、オーバーハウゼン(ドイツ)に営業・開発拠点を置き、事業活動を展開しています。詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。

■Pirelli Broadband Solutionsについて
Pirelli Broadband Solutions は、宅内およびオフィスにおけるブロードバンド接続を実現する革新的な製品・サービスを開発し、供給する企業です。宅内や小規模オフィス向けアクセスゲートウェイや、IP セットトップボックス、ホームネットワークアダプタ、リモート管理システム、ソフトウェア組込み型フレームワークなどの製品分野において、大手サービスプロバイダや通信事業者の主要ベンダとして選定されています。www.pirellibroadband.com

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  • ACCESS、ACCESSロゴ、NetFront、ACCESS Linux Platform、Garnetは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
  • The registered trademark LINUX® is used pursuant to a sublicense from Linux Mark Institute, the exclusive licensee of Linus Torvalds, owner of the mark on a world-wide basis.
  • DLNAは登録商標です。DLNA認定は、デジタル リビング ネットワーク アライアンスの商標です。Digital Living Network Allianceは、デジタル リビング ネットワーク アライアンスのサービスマークです。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。