株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)の携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser」が、ソニー株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 会長 兼 社長 CEO:ハワード・ストリンガー、以下ソニー)のイギリス市場向けブルーレイディスクプレーヤー、「BDP-S370、BDP-S470、BDP-S570、BDP-S770」に採用されました。同ブルーレイディスクプレーヤーは、英国放送協会(本社:ロンドン、The British Broadcasting Corporation、以下BBC)の提供するBBC iPlayer動画配信サービスに対応しています。
今回の採用に際してACCESSは、「NetFront Browser」の機能を拡張し、同ブラウザを介して、BBC iPlayer動画配信サービスの視聴を可能にしました。新たに機能拡張された「NetFront Browser」が搭載されたソニー製ブルーレイディスクプレーヤーをデジタルテレビに接続して利用することにより、ユーザは、BBC iPlayerよりインターネットサービス経由で配信されるテレビ番組を、高画質映像で再生してテレビモニター上で視聴することが可能となります。
「NetFront Browser」は、限られたメモリやCPU環境でも高い性能を発揮する携帯端末および情報家電向けブラウザで、低消費電力、自由にカスタマイズできる柔軟性、豊富なプラグインなどによる優れた拡張性を特長に、国内外で圧倒的な搭載実績を誇っています。「NetFront Browser」は、日本国内において主要メーカーより出荷されているデジタルテレビに多数搭載されており、主な動画配信サービスにも2007年より対応しています。同実績が高く評価され、今回の採用にいたりました。
ACCESS 代表取締役社長 鎌田 富久は、
「当社の『NetFront Browser』 が、このたびソニー様のブルーレイディスクプレーヤーに採用されたことを非常に光栄に思います。新たに動画配信サービス向けに機能が拡張された『NetFront Browser』により、デジタルテレビをはじめ、より多様な情報家電のオンラインエンターテーメントサービスへの対応が加速するものと期待しています。ACCESSは、引き続き、先進のソフトウェア技術により、情報家電や携帯端末メーカーの訴求力のあるものづくりを支援し、世界中の人々の快適なデジタルライフの実現に尽力してまいります」と述べています。
「NetFront Browser」は、米国調査会社comScoreによると、米国と欧州における携帯電話向けブラウザの中で最も多くの機種に搭載されていることが判明しています(2009年9月末時点)。また同ブラウザをはじめとする「NetFront®」シリーズは、国内外で販売されている、携帯電話、デジタルテレビ、セットトップボックス、電子書籍端末、カーナビゲーションなど、2000機種以上のネットワーク対応機器に搭載され、累計搭載台数は約9億台に達しています(2010年1月末時点)。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」を始め「ACCESS Linux Platform™」「Garnet™ OS」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域に子会社を運営し国際展開にも注力しています。
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