株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)は、本日、同社の携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser」をはじめとするソフトウェア製品が、中国で採用されている3つの第3世代携帯電話通信(3G)、CDMA2000®※1、TD-SCDMA、W-CDMA方式の携帯端末への搭載が拡大していることを発表しました。
主力製品である「NetFront Browser」は、既に、CDMA2000®方式の対応端末「SH6120CT」(シャープ製)や、TD-SCDMA方式の対応端末「CoolPAD」(Yulong Telecommunication製)、W-CDMA方式の対応端末「S7120U」(サムスン電子製)や「SH0902C」(シャープ製)など、中国で採用されている3G方式端末すべてに搭載され、出荷されています。また「NetFront Browser」をはじめとするACCESS ソフトウェア製品が搭載されたZTE製やOKWAP製などのCDMA2000®対応端末も、今後出荷される予定です。
「NetFront Browser」は、最先端かつ幅広い用途に利用可能な、パワフルな携帯端末および情報家電向けインターネットブラウザです。限られたリソース環境においても高性能を発揮し、ストレスのない使いやすさを提供できるよう最適化されています。主要なOS、CPUをサポートしており、低消費電力、自由にカスタマイズできる柔軟性、豊富なプラグインなどによる、優れた拡張性を特長に圧倒的な実績を誇ります。「NetFront Browser」をはじめとする「NetFront®」製品の世界での累計搭載数は8億台を突破し、搭載機種数は1,899機種に到達しています(2009年7月末時点)。
中国の3Gサービスは今年5月から本格的に開始され、7月の3G携帯端末の販売台数※2は前月比ほぼ倍増と順調に伸びています。また同国の2009年から2014年までの3G市場(出荷ベース)の年平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)※3は55%と見込まれ、同国の携帯端末市場の成長を牽引していくものと期待されています。ACCESS China 最高経営責任者 Pierre Suhandinataは、
「ACCESSが中国に拠点を開設して7年になります。現在、北京、南京、上海の3つの営業・開発拠点において、約500人の現地スタッフが、お客様の携帯端末の開発・市場投入をローカルでサポートしています。中国の3Gサービスの幕開けとなる本年、当社製品が搭載された端末が多数出荷されていることを非常に嬉しく思います。今後ともACCESS は、先進のモバイル技術およびサービスにより、通信事業者および端末メーカの魅力ある製品の開発・市場投入を支援し、中国の携帯電話市場の発展に貢献してまいります」と述べています。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」を始め「ACCESS Linux Platform™」「Garnet™ OS」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を可能にしています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域に子会社を運営し国際展開にも注力しています。
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