株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)と、携帯向けセキュリティサービスを提供するLotaris SA(本社:スイス イヴェルドン、Founder, President & CEO:Robert Tibbs、以下Lotaris)は、携帯電話事業者向けセキュリティサービス事業において協業することに合意し、このたび契約を締結いたしました。本契約締結により、今後ACCESSはLotarisが開発した「Lotaris® technology platform」※1を活用したマネージド・サービスを、アジア地域※2に向けて営業活動を展開していきます。「Lotaris technology platform」により、モバイル・ネットワークを通じて、スマートフォンユーザへ直接セキュリティソフトウェアを配布することが可能です。
「Lotaris technology platform」は、Windows Mobile®、Symbian、Android、BlackBerry®などの多種多様なスマートフォンにシームレスなサービスを提供し、高い認証性を有しています。本プラットフォームを利用することで、携帯電話事業者は、加入者ごとに柔軟なサービスを提供し、直接課金を行うことができます。Lotarisは、すでに「Lotaris technology platform」を欧州、北米、南米、インドなどの各携帯電話事業者に向けて販売しています。今回の契約締結により、ACCESSとLotarisは共同で、インドを除くアジア地域の携帯電話事業者向けに「Lotaris technology platform」を利用したマネージド・サービスを拡販していきます。
Lotaris Founder, President & CEO Robert Tibbs氏は、
「ACCESSは携帯向けソフトウェア業界におけるグローバルリーダーで、主力製品である『NetFront®』シリーズは世界で8億台以上の搭載実績を誇ります。当社の『Lotaris technology platform』は、世界の主要端末メーカから販売されている3,200機種以上の携帯電話を自動的に検知し、認識することができます。今回のACCESSとの契約締結により、当社製品の対応機種が伸長することを期待しています」と述べています。
ACCESS 代表取締役社長 兼 共同最高経営責任者 鎌田 富久は、
「あらゆる機器がインターネットを通じて情報を介するようになった現在、セキュリティは重要な懸案事項となっています。Lotarisとの協業を通じて、ACCESSはユーザが安全で便利なモバイル環境を享受できるようなソフトウェアおよびサービスを提供してまいります」と述べています。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」を始め「ACCESS Linux Platform™」「Garnet™ OS」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域に子会社を運営し国際展開にも注力しています。
■Lotaris SAについて
Lotarisは、スイス・イヴェルドンを本拠とし、ドバイ、アメリカ、南アフリカ、ブラジル、メキシコ、インド、中国の各地域に拠点を擁しています。Lotarisは、アプリケーションの配布および管理を提供するモバイル向けアプリーケーションプロバイダで、世界中の携帯電話事業者向けに「プラグアンドプレイ」の付加価値サービスを展開しています。Lotarisについての詳細はhttp://www.lotaris.com.をご覧ください(英語のみ)。
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