株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)の米国子会社IP Infusion Inc.(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:楢崎 浩一、以下IPInfusion)は、通信機器向けソフトウェアプラットフォームの最新版「ZebOS®7.7」の出荷を開始しました。「ZebOS7.7」は、大規模ネットワーク環境におけるキャリアイーサネットを構築する際に不可欠な要素となるPBB-TE(Provider Backbone Bridge-Traffic Engineering)方式の各種機能を搭載しています。
MPLS(Multi-Protocol Label Switching)およびキャリアイーサネットに準拠した「ZebOS7.7」を採用することにより、次世代ネットワーク(NGN)向けルータやスイッチを開発する通信機器メーカは、ソフトウェアの統合などに掛かる開発コストを削減し、製品の市場投入期間を短縮し、自社製品の競合優位性強化に専心することが可能となります。
IP Infusion 最高経営責任者 楢崎 浩一は、
「Web2.0、IPTV、次世代スマートフォンなど新たなサービスの普及により、安定したブロードバンドインターネットへの需要は、ますます高まっています。通信事業者は、ネットワークの拡張および高度化と同時に、運用コストを低減するためにネットワークの運用効率の向上を追及しています。ZebOS7.7は、通信事業者の安定した次世代ネットワーク環境を実現するためのソリューションです」と述べています。
IP Infusionは、ソフトウェア製品群の開発・供給のほか、顧客の製品開発やソフトウェア実装をサポートするプロフェッショナルサービスにも注力し、顧客の製品開発から市場投入までを包括的にサポートしています。IP Infusionは、これからも広く日本と世界の通信市場の発展に貢献してまいります。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組み込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」を始め「ACCESS Linux Platform™」「Garnet™ OS」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域に子会社を運営し国際展開にも注力しています。
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