株式会社ACCESS（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：鎌田 富久、以下ACCESS）は、株式会社ウィルコム（本社：東京都港区、代表取締役社長：喜久川 政樹、以下 ウィルコム）初となる「おサイフケータイ®」対応のPHS端末の新機種（京セラ製）、「WX340K」（発売中）および「BAUM（WX341K）」（3月下旬発売予定）に、モバイルFeliCa対応のソフトウェアモジュールを提供しました。今回のソフトウェアモジュールの提供によりACCESSは、同2機種（モバイルFeliCa ICチップ搭載）において、「ウィルコムICサービス」対応アプリを利用した、交通系サービス、電子マネーやクレジットカード等の金融系サービス、会員証やチケットなどの各種サービスの実現に貢献しています。
ACCESSはこれまでに、限られたメモリやCPU環境でも高い性能を発揮する携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser」やウィジェット実行環境を可能とする「NetFront® Widgets」など、ウィルコムの新サービス導入を支援するソフトウェアパッケージを提供してきました。ウィルコムのPHS端末に搭載されているACCESSの各種製品と、今回のモバイルFeliCa対応ソフトウェアモジュールとの高い親和性により、PHS端末初となる「おサイフケータイ®」対応機種の導入および「ウィルコムICサービス」の実現が可能になりました。
またACCESSは同2機種に、モバイルFeliCa対応ソフトウェアモジュールに加え、「NetFront Browser」、「NetFront Widgets」、高機能メールソフトウェア「NetFront® Messaging Client」、携帯端末上で文書閲覧を可能にする「NetFront® Document Viewer」などの「NetFront®」製品群や、Java実行環境「JV-Lite® 2 Wireless Edition」などを提供しています
ACCESS 代表取締役社長 兼 共同最高経営責任者 鎌田 富久は、
「当社製品がPHS端末初となるウィルコムのモバイルFeliCa対応端末の実現に貢献でき、光栄に思います。当社は今後も、ウィルコムと共同で、ユーザにとって利便性の高いサービスの提供に貢献することで、新しいライフスタイルの普及に向けて尽力していきます」と述べています。
ACCESSは、フェリカネットワークス株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：芳野 弘、以下フェリカネットワークス）からのライセンス許諾に基づき、ウィルコム向けモバイルFeliCa対応ソフトウェアモジュールを提供しています。なお、フェリカネットワークスはACCESSのグローバルパートナープログラム「ACCESS™ Connect Ecosystem」に2008年6月に加盟しました。両社は、業界の枠を超え、モバイルFeliCaがひとつの社会基盤となるように普及と拡大を目指し、高い利便性を生み出す新しいデジタルライフを創出していきます。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」を始め「ACCESS Linux Platform™」「Garnet™ OS」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開（4813）、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域に子会社を運営し国際展開にも注力しています。
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