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プレスリリース

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2008.03.11

プリント

日本テレビとACCESSがワンセグの新たな利用方法を共同研究

日本テレビ放送網株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:久保 伸太郎、以下日本テレビ)と、株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、ワンセグ地上デジタル放送(以下ワンセグ)の新たな利用方法として、放送波を活用したデータ送信技術を開発し、3月12日(水)より日本テレビタワーで開催される技術展示会「デジテク2008」において、1週間分の電子番組表を送信するデモンストレーションを行ないます。

日本テレビとACCESSは、ワンセグのサービス展開に積極的に取り組んでおり、このたびワンセグにおける新たなデータ送信技術を開発しました。今回のデモンストレーションではこの技術を用い、ワンセグの非サイマル放送*に向けて地上デジタルテレビと同様、1週間分の電子番組表データをワンセグ対応端末に送信します。今回の共同開発により、カーナビや音楽再生端末といった通信機能のないワンセグ対応端末に対しても放送を視聴するだけでデータを送信することが可能となります。ワンセグの視聴形態が多様化するなか、視聴者の利用形態にあわせた利便性の高いサービス提供が求められており、将来的には番組と連動したクーポンの送信など、放送波を活用した放送局ならではのサービスへの展開が期待されています。

日本テレビは他に先駆けて番組連動コンテンツの提供を実施するなど、異業種との融合・連携による新しいビジネスの展開や、放送と通信を連携させた視聴者に役立つワンセグサービスの開発を推進しています。ACCESSは、デジタル放送視聴や録画などに対応したワンセグ視聴アプリケーション「NetFront® MobiTunes」およびワンセグ対応端末に高い搭載実績を誇るデータ放送ブラウザ「NetFront® Browser DTV Profile One-seg Edition」を提供するなど、ワンセグの普及・拡大に貢献しています。日本テレビとACCESSは、新しい放送技術を活用しワンセグの新たなサービス展開に向け今後も積極的に活動するとともに、ワンセグをモバイルにおける総合情報メディアとして開拓していきます。

  • ワンセグの非サイマル放送とは、ワンセグ独自の番組を放送すること。現在ワンセグには地上波と同じ内容を放送する(サイマル放送)という制限が設けられている。

■デジテク2008について
3月12日(水)から14日(金)まで日本テレビタワー(東京汐留)で開催される業界向け技術展示会で、日本テレビが現在取り組んでいる技術研究テーマの数々を分かりやすく展示します。昨今話題を呼んでいるセカンドライフの日テレ的展開や、ワンセグデータ放送の新たな取り組みなど新しいサービスについても紹介します。
公式ホームページ http://www.ntv.co.jp/digi-tech2008/

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組み込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」を始め「Garnet OS」「ACCESS Linux Platform」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨaーロッパに全29の子会社を運営し国際展開にも注力しています。

<本件に関するお問い合わせ先>

日本テレビ放送網株式会社 秘書室 総合広報部 Tel:03-6215-1111
株式会社ACCESS 広報・宣伝部 Tel:03-5259-3685
  • ACCESS、NetFront、Garnet、ACCESS Linux Platformは、日本国、米国およびその他の国における株式会社ACCESSの商標または登録商標です。
  • The registered trademark Linux® is used pursuant to a sublicense from LMI, the exclusive licensee of Linus Torvalds, owner of the mark on a world-wide basis.
  • 「NetFront MobiTunes」は、ACCESSとナノ・メディアとの共同開発製品です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。