株式会社ACCESS（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：荒川 亨、以下ACCESS） は、ソフトバンクモバイル株式会社（本社：東京都港区、社長：孫 正義、以下ソフトバンクモバイル）が2月上旬より順次販売開始予定の新ラインナップ12機種に、携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser」とメールソフトウェア「NetFront® Messaging Client」を提供し、さらに、ソフトバンクモバイルのサービスを実現する各種製品がサービス対応端末へ搭載されました。
「NetFront Browser」は、通常の携帯向けサイト閲覧機能に加え、パソコン向けサイト閲覧サービス「PCサイトブラウザ」に対応した10機種にフルブラウザ機能を提供しており、そのうち「922SH」（シャープ製）では、ソフトバンク向けに初めて、ページ全体を再描画することなく最小限の情報のみを更新するAjax（Asynchronous JavaScript＋XML）に対応しています。「922SH」「921SH」「823SH」「920SH YK」（シャープ製）には、携帯の限られた画面でもパソコン向けサイトの見たい箇所を選択し、適切なサイズに拡大・縮小表示するPage Pilot®機能を提供し、快適なインターネット閲覧を可能としています。また、メールソフトウェア「NetFront Messaging Client」が新ラインナップ12機種に搭載されており、携帯メールや多彩な表現が可能な「デコレメール」（現アレンジメール）を実現しています。
他にも、ワンセグ視聴環境として、データ放送向けブラウザ「NetFront® Browser DTV Profile Wireless Edition」を「921T」（東芝製）、「821SC」「820SC」（Samsung電子製）、「920P」（パナソニック モバイルコミュニケーションズ製）に提供しており、さらに「921T」にはワンセグ視聴アプリケーション「NetFront® MobiTunes」をセットで提供しています。また、「S!一斉トーク」などのコミュニケーションサービスを実現するIMSソリューション「NetFront® IMS Client Package」と、Word、Excel、PowerPointやPDF文書の閲覧ソフトウェア「NetFront® Document Viewer」が対応端末に搭載されています。
ACCESSは、これまでもソフトバンクモバイル向けに、ブラウザやメール、IMSソリューションなど携帯電話に必要なソフトウェアをパッケージ化し、「NetFront® Mobile Client Suite」として提供しています。東芝製およびパナソニック モバイルコミュニケーションズ製の新ラインナップ全6機種には各種製品を「NetFront Mobile Client Suite」として提供し、端末の迅速な市場投入に貢献しています。今後も、高機能端末をはじめ、「コドモバイル 820T」や「かんたん携帯 821T」といった使いやすさ、わかりやすさを追求した携帯端末の製品化を支援し、利用者の年齢やライフスタイルに応じた多様なモバイル環境の構築に向けて尽力していきます。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組み込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」を始め「Garnet™ OS」「ACCESS Linux Platform™」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開（4813）、アメリカ、アジア、ヨーロッパに全29の子会社を運営し国際展開にも注力しています。
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