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プレスリリース

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2005.11.14

プリント

ACCESSの「NetFront®DTV Profile Wireless Edition」が搭載されたドコモ初の「ワンセグ」対応携帯端末「FOMA®P901iTV」でデジタル放送受信が可能に

― iモード®からワンクリックでデジタル放送を呼び出せる機能も提供 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、株式会社NTTドコモ(以下ドコモ)から今後発売予定の地上デジタルテレビ放送の携帯・移動体向けサービス「ワンセグ」対応の携帯端末「FOMA® P901iTV」に、ACCESSの「NetFront® DTV Profile Wireless Edition」が搭載されたことを発表いたします。

「NetFront DTV Profile」は、社団法人電波産業会(ARIB)で策定しているBS、CS及び地上デジタルテレビ放送に対応したデータ放送用BML(Broadcast Markup Language)をサポートしています。2005年の時点ですでにデジタルテレビなど10ブランド100万台超の搭載実績がありますが、携帯向けの「ワンセグ」に対応した「NetFront DTV Profile Wireless Edition」の搭載製品はドコモの携帯端末では「FOMA P901iTV」が初めてとなります。

今回搭載された「NetFront DTV Profile Wireless Edition」は、携帯端末に搭載されている既存のアプリケーションとの連動操作ができる点が特長です。ACCESSは、放送ブラウザと共に通信ブラウザ「NetFront」のほか、phone toやmail toと同様にワンクリックでデジタル放送を呼び出せる機能「Media :(メディアコロン)」も提供しています。ACCESSは、これまでのデジタルテレビへのブラウザ搭載実績と携帯端末への移植実績で培った技術を基に、携帯端末上で放送と通信の融合を実現していきます。

さらにACCESSでは、コンテンツを表示するためのブラウザだけでなく、コンテンツを作成する際に必要となる業界初のPC上のプレビューア「NetFrot BML Viewer Wireless Edition」を提供しています。これにより、コンテンツの作成からレイアウトのチェック、実際のデバイス上での表示までトータルにサポートします。

ACCESSのCEO兼代表取締役社長、荒川亨は、「我々は、来春から始まるワンセグサービスに向けて、ACCESSのデジタル放送向けソリューションを通じ、ユーザに新たなモバイル体験を提供できることを嬉しく思います。今後、ユビキタス社会の実現に向けて、ACCESSは、携帯端末でのデジタル放送受信のサービスを強力に支援していきます」と述べています。

なお、「FOMA P901iTV」は11月22日にウェスティン東京で開催されるACCESS DAYにて展示される予定です。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州ニューアークに米国支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾にも連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、PDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末、NTTドコモのiモードに対応した携帯電話など、全世界のメーカから発売されている情報家電端末に搭載されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

■NetFront ブラウザについて
NetFrontブラウザは、現在、全世界の主要なインターネット機器メーカから発売されている情報家電端末650機種、1億9,5000万台以上(2005年6月末現在)に搭載されています。これには、携帯電話、PDA、デジタルテレビ、ゲーム機、および自動車のテレマティックスシステムまで、さまざまな機器があります。NetFrontは、Palm® OS、 Symbian OS、Linux OS、Microsoft® Windows® Mobile/PocketPC、およびBREW®などの携帯電話環境のソリューションを含む競合他社のブラウザよりも広範囲のオペレーティングシステムをサポートします。NetFrontブラウザテクノロジは、世界の主要なモバイルオペレータ、ソフトウェアプロバイダ、および電機メーカによって使用されています。これらのメーカには、Adobe、Alpine、Amoi、AT&T Wireless、カシオ、エプソン、日立、Hutchinson 3G Group、IBM、日本無線、KDDI、NEC、NTT DoCoMo、三菱、palmOne、PalmSource、Samsung、三洋、シャープ、ソニー、Telcel Venezuela、TCL、東芝、UTStarcomなどが含まれ、その他多くのメーカが使用しています。

  • ACCESS、NetFront、Media: は、日本国およびその他の国における株式会社ACCESSの商標または登録商標です。
  • 「FOMA/フォーマ」「iモード」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。