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- ACCESS、携帯向けデジタル放送「ワンセグ」対応ブラウザ「NetFront®DTV Profile Wireless Edition」搭載の三洋電機製携帯端末「W33SA」がauから発売
株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、12月上旬にau(KDDI株式会社)から発売される、地上デジタルテレビ放送の携帯・移動体向けサービス「ワンセグ」対応の携帯端末「W33SA」に、ACCESSの「NetFront DTV Profile Wireless Edition」が搭載されたことを発表いたします。
「NetFront DTV Profile」は、社団法人電波産業会(ARIB)で策定しているBS、CS及び地上デジタルテレビ放送に対応したデータ放送用BML(Broadcast Markup Language)をサポートしています。2005年の時点ですでにデジタルテレビなど10ブランド100万台超の搭載実績がありますが、携帯向けの「ワンセグ」に対応した「NetFront DTV Profile Wireless Edition」のau搭載製品は今回の「W33SA」が初めてとなります。「NetFront DTV Profile Wireless Edition」は、携帯端末に搭載されている既存のアプリケーションとの連動操作ができる点が特長です。
このたび、ACCESSの「NetFront DTV Profile Wireless Edition」がKDDI株式会社の標準BMLブラウザに採用され、今後auから発売される「ワンセグ」対応携帯端末への搭載が予定されています。また、ACCESSは、phone toやmail toと同様にワンクリックでデジタル放送を呼び出せる機能「Media :™(メディアコロン)」も提供しています。本機能により、KDDIのEZサービスとのシームレスな連携が可能です。
さらにACCESSでは、コンテンツを表示するためのブラウザだけでなく、コンテンツを作成する際に必要となる業界初のPC上のプレビューア「NetFrot BML Viewer Wireless Edition」を提供しています。これにより、コンテンツの作成からレイアウトのチェック、実際のデバイス上での表示までトータルにサポートします。
ACCESSのCEO兼代表取締役社長、荒川亨は、「今後、ユビキタス社会の実現に向けて、ACCESSは、携帯端末でのデジタル放送受信のサービスを強力に支援していきます。日本を始めとしてヨーロッパなど海外での展開も推進していきます」と述べています。
ACCESSは、これまでのデジタル家電へのブラウザ搭載実績と携帯端末への移植実績で培った技術を基に、携帯端末上で放送と通信の融合を実現していきます。なお、「W33SA」は11月22日にウェスティン東京で開催されるACCESS DAYにて展示される予定です。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州ニューアークに米国支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾にも連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、PDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末、NTTドコモのiモードに対応した携帯電話など、全世界のメーカから発売されている情報家電端末に搭載されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。