株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、このたび同社の情報機器向けブラウザ「NetFront」が、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼グループCEO:久夛良木 健、以下SCEI)の携帯型エンタテインメントシステム、PSP®「プレイステーション・ポータブル」向けにSCEIが提供を開始した「システムソフトウエア バージョン2.00」に搭載されたことを発表いたします。「システムソフトウエア バージョン2.00」は、日本国内で7月27日、北米で8月24日にアップデート提供が開始されたのに引き続き、欧州では9月1日に発売されたPSP®に合わせて提供が開始されました。「NetFront」を搭載した「システムソフトウエア バージョン2.00」により、PSP®のユーザは、PSP®に内蔵されているWi-Fi機能を使用して、Wi-Fiホットスポットより無線でインターネットの閲覧をおこなうことができます。
ACCESSの「NetFront」は世界の中で先進的かつ大変人気のあるブラウザの一つとして知られています。「NetFront」は「Rapid-Render®」というWebページを段階的に表示させることによってユーザを画面表示の待ち時間から解放させる機能や「Smart-Fit Rendering®」というPSP®のようなデバイスのスクリーン幅に合わせてウェブページ全体を表示させ、上下スクロールのみで閲覧できる技術を併せ持ち、現在のモバイル市場において最も総合的なブラウザ機能を兼ね備えています。
株式会社ACCESSのCEO兼代表取締役社長 荒川 亨は
「今回、ソニー・コンピュータエンタテインメントのPSP®に我々のNetFrontを提供できたことを大変嬉しく思います。モバイル機器でのインターネットのブラウザ機能は、世界中の何百万人というPSP®のお客様に、新しい刺激的なエンタテインメントとユーザビリティの選択肢を広げます」と述べています。
「NetFront」は、第3世代の携帯電話サービス(W-CDMA)に搭載された初のインターネットブラウザで、デジタルTV、セットトップボックス、カーナビ、携帯電話、PDAなど、多くのインターネット端末製造メーカから支持され続けています。
■NetFrontについて
「NetFront」は組み込み型のインターネットブラウザソフトで、最新のインターネット標準仕様に準拠し、迅速で直感的なモバイルインターネットを実現する独自技術もサポート。これらの独自技術の代表的なものには、「Smart-Fit Rendering®」というモバイルデバイスのスクリーン幅に合わせてウェブページ全体を表示させ、上下スクロールのみで閲覧できる技術や、「Rapid-Render®」というWebページを段階的に表示させることによってユーザを画面表示の待ち時間から解放させる機能があります。また「NetFront」は、携帯電話でAdobe® Reader LEソフトを介してPDFファイルを閲覧することができる世界初のブラウザでもあり、ACCESSはモバイルのプロフェッショナルとして常に先進技術を提供しています。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州ニューアークに米国支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾にも連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、PDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末、NTTドコモのiモードに対応した携帯電話など、全世界のメーカから発売されている情報家電端末の650機種、1億9500万台以上に搭載(2005年6月末現在)されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。