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- Dataduct Networks、IP InfusionとFONEXでノバスコシア州自治体のブロードバンドファイバーネットワークの最先端ソリューションを統合
IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、ソリューションインテグレーター兼マネージドサービスオペレーターのDataduct Networksが、IP Infusionの高度なネットワーキングソフトウェアを使用し、カナダ・ノバスコシア州のファイバーネットワークを刷新したことを発表いたします。本システムアップグレードにより、複数のベンダーのハードウェアが統合され、スケーラビリティ(拡張性)とレジリエンス(耐障害性)のための高度な機能を実装することが可能になります。オープンネットワーキング・プロバイダーであるFONEXが本アップグレードを共同で設計しました。
本アップグレードでは、イーサネットVPN(EVPN)やセグメント・ルーティングMPLS(SR-MPLS)等の高度なネットワーク機能が導入されています。これらのテクノロジーは冗長性を自動化し、ネットワークの中断時に迅速なフェイルオーバーを保証し、ダウンタイムを大幅に削減します。IP InfusionのソフトウェアはSR-MPLS(Segment Routing – Multi-Protocol Label Switching)の導入を強力に支援し、ネットワーク全体の耐障害性を高めると同時に、Dataduct Networksのエンジニアリングチームの運用負担を軽減しました。
SR-MPLSに加えて、IP Infusionの豊富な機能により、Dataduct Networksはネットワークを最適化し効率的に管理することが可能になります。カスタマイズ可能なツールは、トラフィックエンジニアリング、ネットワークスライシング、強化されたセキュリティプロトコルをサポートし、オペレータが特定のニーズに合わせてシステムをカスタマイズできるようにします。
Dataduct Networks 最高経営責任者(CEO)Richard Bourret氏は、 「この度のプロジェクトのような複雑なネットワーキングの課題を解決し、長期的な運用の成功を確保するためには、適切なソフトウェアを選択することが重要です。そしてネットワークの刷新のためには信頼できるインテグレータ選定も必要でしたが、今回アップグレードを問題なく完了することができ、市場リーダーであるIP InfusionとFONEXは、長期にわたる理想的なパートナーであると確信しました」と述べています。
FONEX 最高経営責任者(CEO)Pasquale Di Pierro氏は、 「IP InfusionとFONEXにより、Dataduct Networksは自治体の光ブロードバンドネットワークの刷新に成功しました。IP Infusionのオープン・ネットワーキングオペレーティングシステム(NOS)に関する専門知識とIP InfusionのNOSの性能は、今日のネットワーキング市場において付加価値の高いソリューションを提供する上で高い競争力を持つことが証明されました」と述べています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO)緒方 淳は、 「IP Infusionのインテリジェントネットワーキングソフトウェアは、ネットワークのアップグレードにおける価値提案を一変させます。『OcNOS』は、オープンコンピューティング標準仕様に基づいて構築されており、即時的な価値と長期的な安定性の両方を保証します」と述べています。
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