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- 米国のケーブルプロバイダー、Adams Cable ServiceがIP InfusionとRocNetを採用し、自社ネットワークを400Gにアップグレード
IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、米国の総合ネットワークサービス会社であるAdams Cable Service(本社:米国ペンシルバニア州)のネットワークを400G以上にアップグレードすることに成功したことを発表いたします。この重要なマイルストーンは、光技術、オープンネットワーキング・ハードウェア、IP Infusionの「OcNOS®」ソフトウェアソリューションといった最先端技術を、RocNet Supplyの単一のターンキーパッケージとしてシームレスに提供することで達成しました。
この度のアップグレードでは、UfiSpace製オープンネットワーキング・ハードウェア上に搭載された「OcNOS」のアクセスおよびアグリゲーションルーティングソフトウェアが含まれており、Precision Optical Technologies製400G ZR+対応光伝送との容易な統合を実現しています。また、UfiSpace製およびCelestica製オープンネットワーキング・ハードウェアにまたがり「OcNOS」のマネジメントスイッチソフトウェアが搭載されており、RocNetはアップグレードの全工程を通じて不可欠なサポートを提供しました。
「OcNOS」の選定に先立ち、Adams Cable Serviceは、多数のベンダーについて広範な評価を実施しましたが、納期の長さ、高額なコスト、複雑なライセンスモデルといった課題に直面しました。IP Infusionの「OcNOS」ソリューションを採用することで、RocNetはこれらすべての懸念を払拭することができ、Adams Cable Serviceは自社の総合テストラボにおいて包括的にテストを行うことができました。このような厳格なプロセスに沿ってPoC(新構成の事前検証)が行われましたが、プロジェクト全体の工期は当初予定から8カ月近くも短縮することができました。
Adams Cable Service は、IP Infusionの競争力ある価格設定と世界中の大手OEMベンダーに最高のネットワークスタックを提供しているという輝かしい評価により、IP Infusionとの協業を決定しました。「OcNOS」という実績のあるソフトウェアがオープンネットワーキング・ハードウェアに実装されたことより、新たな機器のプロビジョニングが迅速になり、Adams Cable Serviceのネットワークインフラは将来にわたり拡張性と性能の強化が担保されました。
Adams Cable Service ゼネラルマネージャー Wendy Hartman氏は、
「オープンネットワーキングは、サービスの市場投入までの時間短縮やコスト削減等、当社ネットワークに多くの重要なメリットをもたらしています。費用対効果の高い方法で容量を拡張することで、そのコスト削減分と、それによりもたらされるメリットをエンドユーザーに還元し、ネットワークプロバイダーとして価値を高め続けることができます」と述べています。
RocNet ネットワークソリューションズ担当エグゼクティブバイスプレジデント Allen Licata氏は、「Adams Cable Serviceが実施したような導入には、お客様にとっての価値が凝縮されています。当社はPoCから導入に至るまで包括的なソリューションを提供できるため、お客様は自社のネットワークに集中でき、その一方で手間のかかる作業はRocNetが対応します。当社は、お客様に単にソリューションを提供しているのではなく、ネットワークの信頼性を提供しています。オープンネットワーキングは、ユーザーとネットワーク機器の関係に革命をもたらし、すべてのお客様にカスタマイズされたソリューションを迅速に提供できるようになります」と述べています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO)緒方 淳は、
「キャパシティ、パフォーマンス、バリュー、これらの利点はIP Infusionの製品を例示しています。オープンネットワーキング・エコシステムは、移り変わりの激しい多様な市場セグメントで注目を集め続けています。Adams Cable Serviceのような統合サービスプロバイダーは、当社顧客基盤の重要な一翼を担っています」と述べています。