MENU

プレスリリース

プレスリリース
2024.01.05

プリント

Ludium Lab、ACCESS Europe、小鵬汽車の3社が、車載インフォテインメントにおける欧州初のクラウドゲームプラットフォームを提供

- クラウドゲームに特化したサービスにより、60fps、フルHDの高品質ゲームをアプリから提供可能に -

ACCESS Europe GmbH(本社:ドイツ・オーバーハウゼン、最高経営責任者:青野 政博、以下、ACCESS Europe)、Ludium Lab(本社:スペイン・バルセロナ)、中国の電気自動車(EV)メーカーの小鵬汽車(本社:中国・広州市、シャオペン、XPENG Motors)の3社は、車載ディスプレイ向けのクラウドゲームを実現したことを発表いたします。本プロジェクトは、ACCESSのIVI(車載インフォテインメント)技術とLudium Labのクラウドゲームプラットフォームを組み合わせ、小鵬汽車の顧客が最先端のクラウドゲームを楽しめるようにするものです。

本プロジェクトでは、Ludium Lab の「Sora Stream」がXPLAYとしてリブランドされ、小鵬汽車製の車に搭載されたACCESSの「ACCESS Twine™ for Car(以下、Twine4Car)」アプリストアプラットフォームを通じて提供されます。XPLAYにより、ユーザーは主要なAAAゲームやLudium Lab限定のゲーム等、PC、モバイル、コンソールゲーム向けの膨大なカタログへのアクセスが可能になります。

小鵬汽車 副会長兼社長 Brian Gu氏は、
「自動車の購入意思決定において車載エンターテインメントの重要性がますます増しており、XPLAYを通じたオーディオ、ゲーム、ビデオエンターテインメントのわくわくするようなポートフォリオを提供することは、きわめて重要です。ACCESSおよびLudium Labとのコラボレーションは、小鵬汽車の超ワイドなインフォテインメントスクリーン向けに特別に開発された高品質なクラウドゲームにより、小鵬汽車での手軽で楽しいドライブが誰にとっても魅力的なものになることを保証します」と述べています。

本車載クラウドゲームサービスのゲーム性能における特徴は、小鵬汽車インフォテインメントスクリーン上でプレイできる60fpsのフルHDゲームであることです。ユーザーはゲームをダウンロードする必要はなく、ペアレンタルコントロール機能も付いています。また小鵬汽車サービスは、サブスクリプションモデルを採用しています。

ACCESS Europe 最高経営責任者(CEO)青野 政博は、
「当社の『Twine4Car』プラットフォームとアプリストアは、最新のIVI技術とプレミアムなコンテンツをOEMブランドのインターフェースに初めて統合した、コンテンツアグリゲーションプラットフォームです。Ludium Labのクラウドゲームを追加したことで、小鵬汽車のユーザーは、かつてないモビリティ体験を手にします」と述べています。

Ludium Lab 最高経営責任者(CEO)Juan José Martín氏は、
「今回の3社コラボレーションは、この度の革新的な車載クラウドゲームサービスを実現する上で不可欠でした。当社の『Sora Stream』ソリューションは、あらゆる種類のプレーヤーをサポートし、膨大なゲームタイトルの提供を可能にするため、小鵬汽車のユーザーにとって非常に魅力的なものになるでしょう」と述べています。

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、自動車、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力・ノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
ACCESS
https://www.access-company.com/

■Ludium Labについて
Ludium Labは、2012年にスペインで設立されたテクノロジー企業です。クラウドサービスおよびソリューションのエキスパート兼リーダーである同社は、世界60カ国以上で事業を展開しています。同社の活動は現在、その技術をクラウドゲーミングプラットフォーム(Sora Stream開発)、自動車(ICE)、メタバースソリューション、SaaSおよびXR(仮想現実/拡張現実)に適応させることに重点を置いています。同社のチームは、ソフトウェア仮想化技術の完成と、さまざまなソリューションおよび製品への導入を、高品質かつ低コストで実現することに努めています。
https://www.ludiumlab.com

■XPENGについて
XPENG(小鵬汽車)は、2014年に中国広州に設立された世界的なスマート電気自動車(EV)メーカーであり、無公害、直観的、創造的なモビリティソリューションを開発しています。業界をリードする研究開発施設を有する小鵬汽車は、優れた安全性、電気効率、走行性能を備えた自動車を世界中の市場に提供しています。同社は常に、自律走行機能、SEPA2.0、魅力ある車載インフォテインメントシステムといった、中核技術のソリューションの向上に励んでいます。小鵬汽車は、広州とアムステルダムに本社を置き、北京と上海とシリコンバレーにも活動拠点を展開しています。小鵬汽車は、2023年にノルウェー、スウェーデン、デンマーク、オランダでP7スポーツセダンおよび超高速充電G9SUVを発売しました。
https://heyXPENG.com

  • ACCESS、ACCESSロゴ、ACCESS Twineは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。