株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:大石 清恭、以下、ACCESS)は、生成AI技術であるChatGPTを利用し、本日より以下を開始したことを発表いたします。
ACCESSでは生成AI技術の社内での利活用を積極的に推進しており、自社サービスである「Linkit」と「CROS」の業務マニュアルシステムに ChatGPT技術を導入いたしました。これにより、両サービスの価値向上を行うと共に開発と運用を通じて、学習データの整備、ファインチューニング、情報漏洩の防止のための運用ガイドライン等、ChatGPT技術の業務利用におけるノウハウを蓄積してきました。
生成AI技術がもたらす潜在的な価値と可能性は非常に大きいことは明らかである一方で、どのように実際の事業や業務に活用していけば良いのか不明な部分も多く、具体的な導入が進まないという現場での課題があることも事実です。この度ACCESSは、自社製品への生成AI技術導入の成果をより多くのお客様に享受いただくために、次のサービスを提供します。
ACCESS 取締役 兼 最高技術責任者(CTO)植松理昌は、
「これまで子会社IP Infusionによるネットワーク事業での『OcNOS』の製品開発に注力してきましたが、開発成果が事業収益を生む軌道にのったため、CTOとして次の成長分野での様々な新規技術に関して技術スペシャリストの育成を行ってきました。この度、ChatGPTをはじめとする生成AI 技術が広範囲に利用可能になった状況を踏まえ、生成AI技術を学んできた技術スペシャリストにより自社サービスである『Linkit』、『CROS』へのChatGPTの導入を行いサービスの付加価値向上を実施しました。これらの開発を通じて様々な活用ノウハウが得られたことから、生成AIの活用サービスという形で弊社のお客様にご提供し、お客様の生成AIを活用した事業形態への移行をご支援します。ACCESSの強みであるブラウザ・コミュニケーション・電子出版・IoT・組込みソフトウェア開発等の各技術領域は生成AI技術を組み合わせることで新たな事業成長分野になると期待し本技術を幅広く展開していきます」と述べています。
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび500社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/