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プレスリリース

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2022.08.30

プリント

IP InfusionとFujitsu Network Communications、 オープンな5Gネットワークの提供で協業

- 拡張性の高いソリューションでパートナー企業のエコシステムを強化し、オープンネットワーキングを実現 -

当資料は、2022年8月30日に米国で発表された IP Infusionプレスリリース(英語)の抄訳版です。

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、ネットワーク事業者およびサービスプロバイダー向けのデジタルトランスフォーメーションソリューションの主要プロバイダーである Fujitsu Network Communicationsとの戦略的提携を発表いたします。本提携の下、Fujitsu Network Communicationsは自社の光ネットワークおよびパケットネットワーク製品群に、IP Infusionの提供する「OcNOS®」ソフトウェアをWhite Box(ホワイトボックス)ハードウェアに統合したバンドルソリューションを追加することで強化していきます。本提携によってネットワークオーナーは、パケットネットワーク全体にわたる幅広いユースケースでオープン性と拡張性を実現できるようになります。

Fujitsu Network Communicationsは、IP Infusionの「OcNOS」ソフトウェアを活用して新たに拡充された同社トランスポート製品群により、費用対効果と拡張性に優れたオープンなエッジトランスポートシステムをネットワーク事業者およびサービスプロバイダーに提供できるようになります。Fujitsu Network CommunicationsとIP Infusionの協業により実現された本トランスポート製品群は、最先端のWhite Boxハードウェア、オープンな光ネットワーク、Fujitsu Network Communicationsの「Virtuora® Network Control Solution」を活用することで、優れた柔軟性を実現し、4G/5Gトランスポートへのシームレスな移行によるセルサイトルーティング(CSR)の運用を可能にします。この度の共同ソリューションは、ソフトウェアにより定義されたオープンな無線アクセスネットワーク(O-RAN)向けの5Gオープンネットワーキングの妥当性を示す新たな証左となります。

Fujitsu Network Communicationsのオプティカル事業部門長 Paul Havala氏は、
「IP Infusionのネットワークソフトウェアプラットフォーム『OcNOS』によって、当社トランスポート製品群は拡充され、あらゆる5GモバイルxHaulとアグリゲーションの構成に対応できるようになります。当社Smart xHaulソリューション製品群と組み合わされた、この度の最新トランスポート製品群は、モバイル通信事業者は総所有コスト(TCO)を最大70%削減しつつ、プライベート5G、エンタープライズ、インダストリー4.0の新たなアプリケーション向けにトランスポートを提供することができます」と述べています。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「IP InfusionとFujitsu Network Communicationsの戦略的提携は、モバイルネットワークの可能性を切り拓き、イノベーションを加速させます。北米市場におけるFujitsu Network Communicationsの強力なプレゼンスは『OcNOS』の市場拡大を後押しし、一方、Fujitsu Network Communicationsはトランスポートソリューションにおける明確な差別化が可能になります」と述べています。

IP Infusionは、この度のFujitsu Network Communicationsとの提携をはじめとし、これまで数千件に及ぶグローバルな導入実績を有しており、特に昨年度は市場を強力にけん引してきました。先ごろ米国調査会GigaOmが発表した2022年「レーダーレポート」では、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)部門において、2年連続で「リーダー」、「アウトパフォーマー」、「プラットフォームプレイヤー」に選出されました。

■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの累計導入実績は500社を超え、運用実績は数千件に及び、世界をリードしています。IP Infusionのソリューションにより、ネットワーク事業者はネットワークを分離(ディスアグリゲーション)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することができます。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。
https://www.ipinfusion.com/
IP Infusionロゴ

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび500社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/

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  • IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
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