株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員:大石 清恭、以下、ACCESS)は、BLE搭載のビーコンを活用し、屋内の人の位置情報・移動履歴を管理する法人向けクラウドサービス「Linkit® エリア探索(リンクイット エリアタンサク)」のオプションサービスとなる、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のための「濃厚接触者特定レポート」の機能を強化し、本日より提供開始しました。
「濃厚接触者特定レポート」は、「Linkit エリア探索」を活用し、新型コロナウイルス感染が判明された社員がオフィスなど屋内の特定エリアに滞在した時間と、他社員の同様データをマッチングさせ、感染者との累積接触時間の多い順から濃厚接触者をリスト化して提供するサービスです。大規模な施設や部屋数が多い職場、従業員が多い職場では、感染者確認後も一人一人の行動履歴を調査する労力が大幅に省け、感染の可能性の高い濃厚接触者を瞬時に見分けて通知するなど、迅速な対応へとつなげることが可能となります。感染力および重症化リスクの高いウイルス感染拡大防止対策として、有効なツールとなります。
この度の機能強化では、従来の「Linkit エリア探索」運営サイドからのファイル送付による「新型コロナ濃厚接触者レポート」の提供から、利用企業の管理者自らがWeb上の管理画面から本レポートを閲覧・出力できる機能を追加いたしました。これにより、感染者を発見次第、迅速に濃厚接触者を絞り込み、対策を打てるようになります。この他、次の機能も拡張いたしました。
<「Linkit エリア探索」管理画面でのランキング表示の一例>
国内では新型コロナウイルス感染拡大の第3波への対策が叫ばれる中、ACCESSは、IoT技術を駆使したサービスにより、企業のBCP(事業継続計画)を支援してまいります。
「Linkit エリア探索」について
「Linkit エリア探索」は、BLE搭載の携帯型ビーコンと、オフィス、店舗、工場、倉庫など屋内の複数拠点に設置された専用ゲートウェイ(受信機)により、各社員のリアルタイムの位置情報や移動履歴をクラウド上で記録・管理することを可能とするサービスです。各社員の位置情報の取得は小型で安価なビーコンと受信機で行うため、スマートフォンなどの高額な機器を支給する必要はありません。一人一人の社員の現在の居場所や過去の移動履歴が瞬時にわかることから、平常時やフリーアドレスの職場環境下での業務効率を高めるだけでなく、ウイルス感染拡大防止対策にも有用です。
「Linkit エリア探索」は、法人向けクラウドサービスシリーズ「Linkit®」の一つとなり、ビジネスチャット「Linkit」、ビーコンを用いた非接触型勤怠自動打刻サービス「Linkit® 勤怠」、GPSを用いた屋外の動態管理サービス「Linkit® Maps」の各サービスと互換性が担保されています。「Linkit」のいずれかのサービスを基本サービスとして、他サービスをオプションとして導入することが可能です。既に「Linkit 勤怠」を利用中の場合は、同一のビーコンをそのまま利用できます。本シリーズのデータは全てクラウドで一元管理されますので、どこからでも、どの端末※1からでも、閲覧し利用することができます。
<「Linkit エリア探索」の仕組み>
「Linkitエリア探索」の詳細およびお申し込みは、公式サイトをご覧ください。
https://linkit.access-company.com/eritan/
または、「Linkit エリア探索」の販売店CTCエスピー株式会社にご連絡ください。
「Linkit」シリーズに関する詳細は、公式サイトをご覧ください。
https://linkit.access-company.com/
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証一部:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、自動車、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび約350社の通信機器メーカーへの採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力・ノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/