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プレスリリース

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2019.02.18

プリント

IP Infusion、BGPピアリング、DCSG、OOPT向けWhite Boxソリューションを展示会にて披露

― NANOG 75、Mobile World Congress、OFC、OCP Summit ―

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳、以下IP Infusion)は、業界初の多機能商用統合ネットワークOS「OcNOS®(オクノス)」を使用したマルチベンダー向けWhite Box(ホワイトボックス、ディスアグリゲーション型ネットワーク)ソリューションを、NANOG 75(https://nanog.org/meetings/nanog75/home)、Mobile World CongressThe Optical Networking and Communication Conference & Exhibition、OCP Summit において披露します。

IP Infusion最高経営責任者の緒方 淳は、
「IP InfusionのWhite Boxソリューションは、ベンダーロックイン(特定ベンダーの独自仕様に依存した)型ソリューションモデルとは異なり、事業者が自社ネットワークを運用する際に多彩な機器やソフトウェアを自由に利用できるようにする、真の意味での代替ソリューションを提案します。展示会がこの短期間の間に各地で集中的に開催されることは、業界全体のWhite Boxへの期待の表れであり、IP Infusionはネットワーク業界のリーダーと共に、White Boxで変革されるネットワークの最新トレンドをご紹介していきます」と述べています。

「OcNOS」を展示する予定のイベントは以下のとおりです。

  • NANOG 75(2月18~20日、サンフランシスコ):Dell EMC Z9100プラットフォーム上でのマルチベンダーBGPピアリングのデモに参加します。White Box型ネットワークのメリットや、Dell EMCハードウェア上での様々な統合ネットワークOS(NOS)プラットフォームの相互運用性をご覧いただくため、データセンターの典型的なSpine-Leaf構成アーキテクチャのデモなどを予定しています。
  • Mobile World Congress(2月25~28日、バルセロナ):Vodafoneのブースにて、DCSG(Disaggregated Cell Site Gateway)のマルチベンダーのデモに参加します。また「Cassini」パケットオプティカル・トランスポンダーを、TIP(Telecom Infrastructure Project)のデモエリアにて、エンドツーエンドのマルチベンダーのデモに実装します。同エンドツーエンドのデモには、DCSG や「Cassini」、OpenRAN、vRAN fronthaul、エッジコンピューティングから構成されるOOPT(Open Optical Packet Transponder)など複数のTIPプロジェクトグループによるエレメントが含まれています。TIPのOOPTプロジェクトグループは、「Cassini」の開発により、DCI(Data Center Interconnect)やメトロネットワークを相互接続する長距離光伝送向けのWhite Box型ネットワークを提案しています。
  • The Optical Networking and Communication Conference & Exhibition(OFC)(3月5~7日、サンディエゴ):OFCではOOPTのデモに参加し、マルチベンダーのWhite BOX型光伝送ネットワークのデモンストレーションを紹介します。OOPTは、TIPによる取り組みの一つです。このデモはTIPおよびNTTのブースで行われます。
  • OCP Summit–(3月14~15日、サンノゼ):TIPのOOPTの取り組みを紹介するデモに参加し、マルチベンダーのWhite Box型光伝送ネットワークを紹介します。このデモはFacebookのブースで行われます。

「OcNOS」は、業界で初めてフル機能を搭載したWhite Box向けネットワークOSで、拡張性の高いスイッチング/ルーティングプロトコルのサポート、MPLS(Multiprotocol Label Switching)、SDN(Software Defined Networking)といった高度な機能を提供します。「OcNOS」は、ハイブリッド型/集中制御型/分散型ネットワークのサポート、拡張性に優れた高性能のモジュール型ネットワーク、商用チップ上に構築された堅牢なデータプレーンを特長としています。

「OcNOS」について
「OcNOS」は、洗練されたモジュール設計により、機動性、拡張性、耐障害性に富んだネットワーク構築を可能にします。また、多彩なIP/MPLSルーティング、スイッチング、セキュリティ対応機能を備えており、ネットワーク環境における物理的な要件にも、仮想的な要件にも応えます。多様なハードウェアに対応した「OcNOS」は、通信事業者やクラウドサービス事業者、企業のネットワーク構築を、より迅速に、簡易に、低コストで実現します。
そのソフトウェア構造は従来の専用ハードウェアからネットワークソフトウェアとハードウェアを分離(ディスアグリゲーション)し、White Boxと呼ばれる「ネットワークの実現をネットワークOSと汎用のスイッチハードウエアの組み合わせで安価に柔軟に実現する」ソリューションを可能にし、ますます拡大してゆくネットワークトラフィックに向けたインフラ投資のコスト低減とサービス拡張の自由度を提供してゆくために最適な形で提供されます。
https://www.access-company.com/products/network/ocnos/

■IP Infusion Inc.について
IP Infusionは、White Boxソリューションにおけるリーディングカンパニーです。同ソリューションにより、通信事業者、データセンター事業者や企業向けの新機能やサービスの拡張を、コストを低減しつつ、柔軟に、迅速に実現します。業界初となるOCP準拠のMPLS対応の統合オペレーティングシステム「OcNOS」は、ITネットワーク構築を簡素化し、実装を容易にするソリューションです。NFVベースの仮想ネットワークプラットフォーム「VirNOS®」は、事業者のネットワークサービスの開発・運用をコスト効率よく構築します。通信機器向けミドルウェア「ZebOS®」は、世界中の大手通信機器メーカーなど300社を超える企業に採用されており、日々進化する、クラウドや、キャリア・モバイルネットワークの要件に応えます。「OcNOS」と「VirNOS」は、「ZebOS」をベースに開発されており、通信事業者、データセンター事業者や企業の物理的/仮想的なネットワーク要件を満たすソフトウェアソリューションとして、事業者の分離(ディスアグリゲーション)型ネットワーク構築を支援します。IP Infusionはカリフォルニア州サンタクララに本社を置き、ACCESS CO., LTD.の100%出資子会社です。
http://www.ipinfusion.com

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび300社以上の通信機器メーカーへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/

  • ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
  • IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、VirNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。