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プレスリリース

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2019.02.15

プリント

総務省「ブロードバンドを活用した地域放送サービスの展開方策に係る実証事業」

~「ハイコネXを活用した災害時の4K同時配信サービスに係る検証」の開始について~

真岡市(以下、真岡市、所在地:栃木県真岡市、市長:石坂 真一)、宇都宮ケーブルテレビ株式会社(以下、U・CAT・V、所在地:栃木県宇都宮市、代表取締役:大久保 登志正)、ジャパンケーブルキャスト株式会社(以下、ケーブルキャスト、本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼COO:大熊 茂隆)、株式会社ACCESS(以下、ACCESS、所在地:東京都千代田区、代表取締役:大石 清恭)、ファーストメディア株式会社(以下、1st Media、所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:山﨑 佳一)および北陸電話工事株式会社(以下、北陸電話工事、所在地:石川県金沢市、代表取締役社長:森 泰夫)の6者は、総務省「ハイコネXを活用した災害時の4K同時配信サービス」に係る実証実験を2019年1月から2019年2月末にかけて実施いたします。

今回の実証実験では、真岡市が全体統括を行い、業界関係者が一致団結して、4K同時配信視聴時のLアラート発報の動作について検証します。具体的には、Lアラート発報をスマートフォンへPUSH通知し、コンパニオンデバイス起点での地域情報の選局および、ハイブリッドキャスト4K同時配信から放送への引き戻し、ならびに迅速な災害情報の提示について検証を行います。

実証実験 配信システム構成図
事業者名 主な役割
真岡市 全体統括
Lアラート訓練情報の入力・発報。
4K番組提供。実験フィールド(ヘッドエンド・伝送路・通信システム)の提供。
地上デジタル放送(ISDB-T)と同じ放送方式であるコミュニティチャンネルを用いて実証。
U・CAT・V 真岡市(いちごチャンネル)の実験フィールド構築に関わる技術的支援及び協力。
ケーブルキャスト ハイブリッドキャスト及びデータ放送コンテンツを作成し、ハイブリッドキャストから放送波への引き戻しを行う。4KIP放送受信までの技術的支援。
ACCESS 外部起動用ロンチャーアプリケーションサーバ及びIPTVフォーラムが運用するAIT URI可否判定サーバ、ハイコネX対応コンパニオンアプリとの連携を含む、ハイコネXに関わるシステム提供及び技術支援。
1st Media Lアラート配信サーバと連動しLアラート情報をプッシュ通知するスマートフォンアプリの提供及び、ハイコネXと連動する仕組みの開発。
北陸電話工事 4K番組を4K MPEG-DASHへ変換するシステムの提供及びIP放送受信までの技術的支援。
IPTVフォーラム等のIP放送仕様との整合性の確認。

各者は、今回の実証実験を通じて得られた成果をもとに、放送サービスの高度化に向けた技術の向上を図り、ハイブリッドキャストなどを活用した放送サービスの普及促進に今後も積極的に取り組んで参ります。

  1. ハイブリッドキャスト:ハイブリッドキャストは、放送波の中にインターネット上のコンテンツの取得を指示する制御信号を組込み、テレビ放送と、HTML5で記述されたWebコンテンツとの融合を可能にする次世代放送サービスです。スマートフォンやタブレット端末との連携も可能なテレビ放送サービスです。ハイブリッドキャストは日本放送協会の登録商標です。ハイコネは一般社団法人IPTVフォーラムの登録商標です。