株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:兼子 孝夫、以下ACCESS)は、同社の教科書・教材用ビューア「Lentrance® Reader(レントランス リーダー)」が、 株式会社教育同人社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:森 達也、以下教育同人社)のデジタル教材用ビューアとして採用されたことを発表いたします。
教育同人社は「全ての子どもに、もっと教育を」という企業理念のもと、小中学校むけの学校教材の企画・開発を行っている出版会社です。1933年の創業以来、先生は使いやすく、児童がわかりやすく、そして保護者が学習状況を把握しやすいという点を重視した教材開発を続けています。教育は時代とともに進化していくべきものであるという考えのもと、多様化した現場ニーズへの対応の一環としてACCESSの「Lentrance Reader」を導入し、指導者用・学習者用のデジタル教材を順次提供していくこととなりました。
この度の教育同人社の「Lentrance Reader」採用は、学校用教材出版社として初となります。これにより、同社の発行する学校用教材(ドリルやプリント教材、テスト、資料集など)と、既に「Lentrance Reader」を採用している教科書出版社のデジタル教科書を、同時に利用することが可能となります。
「Lentrance Reader」は、EPUB準拠と高度な表現力を兼ね備え、指導者用・学習者用の双方に利用できるビューアです。各種教材の複雑な表現(縦書き、数式、漢文、画像回り込み等)への対応に加え、教材紙面そのものの“固定レイアウト表示”と、文字サイズ・フォント・文字色・背景色等を自由に変更できる“リフロー表示”との、“ハイブリッド表示”を実現しています。また、音声の埋め込みやテキスト情報の読み上げ(TTS、SSML)に対応していることに加え、マルチコンテンツタイプにも対応しており、動画・画像・PDFといったファイルをEPUBと同様に本棚に並べることが可能です。
「Lentrance Reader」は、現在提供中のWindows版だけでなく、iOS版※1やブラウザ版※2においても、“同じ機能、同じUI、同じ操作感で、同じコンテンツを”利用することが可能であり、“One Source – Multi Device”を実現しています。
ACCESSは、教育分野に携わる事業者を支援し、世界中の人々がいつでも、どこでも、継続的に「学び」にアクセスできる環境の実現を目指し、ICTを活用した教育事業に一層まい進してまいります。
■「Lentrance」について
「Lentrance」は“One Source – Multi Device”を前提とした、デジタル版教科書・教材用ソリューションです。“学ぶ意志を持つ全ての人々にとっての学びの入り口となる”ことを目指し、“Learning”と“Entrance”を組み合わせた造語として誕生しました。「Lentrance」を通じて、世界中の様々な個性をもった人々が生涯を通じて学びにアクセスできるよう、今後も継続してICT教育プラットフォームとしての機能強化を進めてまいります。
「Lentrance」の主要製品は、ハイブリット型教科書・教材用ビューアの「Lentrance Reader(レントランス リーダー)」と、コンテンツ制作ソリューションの「Lentrance Creator(レントランス クリエイター)」の2つになります。今後、「クラウド機能」として、学習ログ管理、コンテンツ配信、校務システム連携といった機能や、学習者の理解度に応じた問題提供を可能とするアダプティブラーニングにも対応していく予定です。
教育同人社に関する詳細は、https://www.djn.co.jp/をご覧ください。
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、自動車、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび300社以上の通信機器メーカへの採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力・ノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/