株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下ACCESS)は、本日、同社のあらゆるモノのIoT化を加速する、クラウド統合ソリューション「ACCESS Connect™ xEMS Profile」が、株式会社富士通ゼネラル(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:村嶋 純一、以下富士通ゼネラル)の、環境に配慮したルームエアコン「nocria®(ノクリア)Xシリーズ」などの「スマートフォン連携機能」搭載エアコン※1用サービス「どこでもエアコン」のプラットフォームとして採用され、今年2月下旬より、提供開始されたことを発表いたします。
「どこでもエアコン」は、スマートフォンを使って、外出先からエアコンを操作したり、運転状況や電気代が確認できるサービスです。ECHONET Lite※2対応の富士通ゼネラルエアコン用「どこでもエアコン」アプリがインストールされたスマートフォンから、富士通ゼネラルのECHONET Lite対応アダプター「APS-12B 」(2014年7月発売)が取り付けられた、「スマートフォン連携機能」搭載エアコンを、クラウドを介して連携させることにより、遠隔操作を実現します。
「APS-12B 」は、富士通ゼネラルの「スマートフォン連携機能」搭載エアコンに無線LAN機能を付加することができるECHONET Lite対応アダプターであり、ACCESSのECHONET Lite対応ミドルウェア「NetFront® HEMSConnect」をはじめとする「ACCESS Connect」の「xEMS Profile」が実装されています。この度の採用では、ACCESSは、「どこでもエアコン」アプリを、「NetFront HEMSConnect」を含む「xEMS Profile」をベースに開発するとともに、「どこでもエアコン」のクラウド部分を「ACCESS Connect」のBaaS(Backend as a Service)を用いて構築し、運用しております。これにより、ACCESSは、デバイス(エアコン用アダプター)、スマートフォンのアプリ、クラウドのすべてに、「ACCESS Connect xEMS Profile」を提供し、「どこでもエアコン」のサービスを実現しています(構成図参照)。
ACCESS Connectについて
「ACCESS Connect」は、あらゆるデバイスをインターネットに接続するためのデバイス向けSDK(開発キット)と、デバイスとサービスをつなげるためのクラウドサービスを提供し、IoTサービスの開発・運用に求められる要素技術がすべて揃ったオールインワンのソリューションです。ACCESSの高度な組込向けソフトウェアおよびクラウド技術と、サービス提供のノウハウが集約されており、アプリケーションとクラウドの両側のソリューションを提供します。必要な要素技術のみを、事業のニーズや進展に合わせて組み合わせて利用することが可能です。ACCESSの市場実証済みの、業界規格準拠およびプラットフォーム非依存のアプリケーション群は、テーマ毎のプロファイルとして、ACCESS自社開発のBaaS上で統合されていますので、IoTサービスの開発・運用に掛るコストを大幅に低減しつつ、サービスの提供が短期間で可能となります。また、各プロファイルは相互互換性が担保されており、複数のプロファイルを組み合わせた画期的なサービスも容易に実現することが可能です。
https://www.access-company.com/products/dx-iot/access-connect/
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台を超えるモバイルソフトウェアおよび250社以上の通信機器メーカへの採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力・ノウハウを活かし、現在、組込とクラウド技術を融合したIoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/