株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下ACCESS)は、同社の電子出版ソリューション「PUBLUS™」および電子書籍ビューワ「PUBLUS™ Reader」が、株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:明田 英治、以下ベネッセ)の新読書サービス「ブクフレ」のタブレット向け電子書籍ストア「ブクフレ本」に採用された旨を発表しました。第一弾として、iPad向けのアプリ「ブクフレ本」が、配信されています。
「PUBLUS」は、ビューワ、コンテンツ配信、売上管理システムなど、端末からサーバシステムまでを包括的にサポートする、EPUB準拠の電子出版ソリューションです。マルチプラットフォームに対応し、端末やOSに縛られないコンテンツ提供が可能です。一昨年の発表以来、日本、韓国、インドネシア、米国、ブラジルなど、国内外の大手出版社、電子書籍サービス事業者などに多数採用されています。
小学生からティーンズを対象に新しい読書体験を提供するサービス「ブクフレ」には、「気持ちボタン」や「読みトモ」など、読書をより深く楽しめるように、さまざまな画期的な仕組みが搭載されています。本サービスは、タブレット専用「ブクフレ本」およびパソコン/タブレット用「ブクフレWeb」の2種類からなり、このうち「ブクフレ本」は、「PUBLUS」をベースに設計されています。
「ブクフレ本」では、児童書から古典、小説、サイエンス、ノンフィクションなど幅広いジャンルの書籍を取り揃えており、今後も順次タイトル数を拡大予定です。書籍はすべてEPUBフォーマットにて配信しています。「マイ本棚」機能を使えば、読んだ本をストックし、自分だけの本棚をつくることができます。
また、ベネッセの「ブクフレ本」のオリジナル機能として、読者がページごとに気持ちを残せる「気持ちボタン」を実装しています。「ブクフレWeb」の「読みトモ」機能とも連動しており、読書友だちと気持ちを共有することができます。さらに、お子さまからのリクエストを受けて保護者の方が本を購入する「親子モード」機能も備えていますので、安心してご利用頂くことができます。
「ブクフレ本」は、Android OS版の開発も着手しており、広がる子どものタブレット環境に向け、新しい読書体験の提供を検討しています。
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「ブクフレ本」のトップページ | 「ブクフレ本」の「マイ本だな」 機能 |
「ブクフレ本」の「親子モード」 機能 |
「ブクフレ本」の「気持ちボタ ン」 |
お子様でも使い易いように、見や すく、シンプルな設計です。「新 入荷」、「おすすめ」、「リクエ スト一覧」へ直接アクセス。タイ トル別や作者の検索も容易です。 |
読んだ電子書籍をストックし、自 分だけの本棚ができます。 |
本が購入できるのは親モードのみ となる為、安心してご利用頂けま す。 |
ページをめくるタイミングで、読 んでいる気持ちを登録することが できます。本を深く読むことが出 来るようになり、記憶にも残りま す。 |
「ブクフレ」の動画が、YouTube「ブクフレ」
(http://www.youtube.com/channel/UCRnB-3L5HBvbhhmP2XxUVuQ)の検索でご覧いただけます。
ベネッセコーポレーション デジタル戦略推進部デジタルビジネス開発セクション セクションリーダー 高橋 淳氏は、
「本を読むことは、子どもの成長に良いことであり、ベネッセは『ブクフレ』のプラットフォームを通して、安心・安全で、より良い読書体験を提供していきます。大人の電子書籍の広がりに比べ、児童書や小中学生向けの電子書籍は、これからの領域です。ベネッセでは、学習効果へのこだわりや安心・安全への配慮をしながら研究開発を進めてきました。
『気持ちボタン』や『親子モード』などベネッセならではの発明も、ACCESS様の優れた技術支援で実現しています。学びや読書による成長をいっしょに考えプロジェクトに参画いただいているACCESS様と、この度良いスタートをきれたことは大変嬉しく思います」と述べています。
ACCESS 最高技術責任者(CTO) 石黒 邦宏は、
「この度、『PUBLUS』を、親子をテーマに良質なサービスを数多く提供しているベネッセ様のサービスに採用頂けたことを大変嬉しく思います。『ブクフレ』のような大手教育事業者による画期的な読書サービスへの採用は、今後EPUB電子書籍ソリューションの教育分野での普及を加速させる上で大きな一歩になると考えております。今後とも、児童の読書と学びを促進させるような電子書籍ソリューションの開発にまい進してまいります」と述べています。
ACCESSは、引き続き、児童にも読みやすく、使い勝手のよい高品質な電子書籍ソリューションを提供していくとともに、教育系出版物における動画・音声等リッチな表現やインタラクティブな表現を活用した次世代のコンテンツの環境整備にも貢献していきたいと考えております。
「ブクフレ」に関する詳細は、「ブクフレ」の公開情報(http://bkandfr.jp/)をご覧ください。
「PUBLUS」に関する詳細は、https://www.access-company.com/products/ebook/publus/をご覧ください。
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