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プレスリリース

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2013.09.11

プリント

アライドテレシスとストラトスフィアがオフィスネットワーク向けSDNソリューション分野での技術協力を発表

― OmniSphere対応のスイッチとアクセスポイント製品を開発し、共同で技術検証を開始 ―

アライドテレシス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:大嶋 章禎、以下 アライドテレシス)と株式会社ストラトスフィア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:浅羽 登志也、以下 ストラトスフィア)は、企業のオフィスネットワーク向けSDN※1ソリューションの分野で技術協力することを、本日発表いたします。

<技術協力の概要>
両社は、SDN技術を使った効率的なオフィスネットワーク管理の実現に向けて、以下の技術協力を行います。

  1. ストラトスフィアは、SDNを活用して企業内LANを柔軟に管理、制御するためのプラットフォーム「OmniSphere(オムニスフィア)」を提供し、アライドテレシスが、OmniSphere対応のスイッチ及び無線LANアクセスポイントの実証検証機を提供します。
  2. 両社は、製品の商用化にあたり、相互接続実験をはじめ、SDNにより有線LAN、無線LANの管理を効率化するための技術検証等を共同で行います。

なお、アライドテレシスは、実証検証機として、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LANアクセスポイント「AT-TQ3600」、ギガビット・インテリジェント・スタッカブルスイッチ 「AT-x510-28GTX」、 Top of Rack データセンター・スイッチ 「AT-DC2552XS」 を、2013年9月18日(水)~20日(金)に恵比寿 ザ・ガーデンホールにて開催される「SDN JAPAN 2013」に参考出品いたします。ストラトスフィアは、Interop Tokyo 2013に参考出品したOmniSphere を、このたび 「OmniSphere ver.1.0.0」として正式リリースし、アライドテレシスの実証検証機とともに「SDN JAPAN 2013」に参考出品いたします。

<技術協力の背景>
ネットワークを仮想化しソフトウェアで制御するSDNは、ネットワークの運用管理を劇的に効率化する技術として、クラウドやデータセンター事業者、通信事業者で導入検討が進んでいます。ストラトスフィアは、クラウドやデータセンター事業者だけではなく、SDNの適用領域を企業内ネットワークへも広げるためにオフィス向けSDNソリューションOmniSphereを開発し、ネットワーク機器メーカにOmniSphere対応スイッチとアクセスポイントの製品化を提案してきました。その第一弾として、企業向けネットワーク機器の開発、販売で実績のあるアライドテレシスが、これまで培ったノウハウをもとにOmniSphere対応製品を開発し、オフィスネットワーク市場に新たな付加価値を提供します。両社は互いの技術開発の強みを相互補完することで、企業のネットワーク仮想化ニーズに応えていきます。

<OmniSphereについて>
ストラトスフィアが2013年6月に発表したOmniSphereは、SDN技術により企業の物理ネットワーク上に柔軟な仮想L2※2ネットワークを構築することができるソリューションです。OmniSphereを利用することで、企業はオフィスフロアや拠点間を結ぶ広域ネットワークを跨いで、PC・スマートデバイス等の端末や物理サーバ及びクラウドサーバを同一の仮想ネットワークで接続・管理することができます。これにより、従来、組織変更やレイアウト変更のたびに再構築、再設定していたLANや無線LANのオフィスネットワークを、利用者(社員)の端末を認証するだけで自動設定することができ、企業ネットワークの運用管理負荷を大幅に削減します。

今後も両社は、企業ネットワークの利便性を向上させるSDNの市場拡大に向けて協力してまいります。

  1. SDN(Software Defined Networking):ネットワーク構成を動的に設定するために、ネットワーク全体をソフトウェアで制御(定義)する、という次世代ネットワーク技術のコンセプト。
  2. L2(Layer 2):コンピュータの通信機能を階層構造化した「OSI参照モデル」における第2層。データリンク層。

■アライドテレシスについて
アライドテレシス株式会社は、日本発のネットワーク専門メーカとして、企業、医療、自治体・文教などあらゆる分野において、先進のテクノロジーによる高信頼な有線/無線LAN製品、ソリューション、サポート・サービスをご提供し、世界中の人々が、安心して、いつでも、どこでも快適に情報を利用できる、社会品質のネットワークを実現します。

■ストラトスフィアについて
株式会社ストラトスフィアは、SDN(Software Defined Networking)技術をベースとして、次世代クラウド環境実現のためのプラットフォームを構築するソフトウェアスタックの研究開発を行う目的で、株式会社インターネットイニシアティブと株式会社ACCESSの合弁会社として2012年4月に設立されました。サービス事業者向けのネットワーク仮想化プラットフォーム製品「Stratosphere SDN Platform」、企業向けSDNソリューション「OmniSphere」の提供によりネットワーク仮想化の領域を広げ、更に今後は、様々なシーンでNaaS(Network as a Service)を実現可能なソフトウェアプラットフォームの提供を目指しています。ストラトスフィアに関する詳細は http://www.stratosphere.co.jp/ をご覧ください。

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