株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下ACCESS)は、ブラウザのみで本格的な電子看板向けコンテンツ制作・配信が簡単にできるHTML5対応クラウド型サイネージソリューション「SIGNESS(サイネス)」を開発し、飲食や小売業界などの事業者に向けて、提供を開始いたしました。本サイネージソリューションはまた、サムスン電子ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:方常源(バン・サンウォン)、以下サムスン電子ジャパン)が、同社のメディアプレーヤー一体内蔵型の電子看板向け液晶ディスプレイをベースにグローバルで展開する、オープンプラットフォームプログラム「Smart Signage Platform(SSP)」を、国内で初めて、サポートいたします。
「SIGNESS」は、HTML5およびクラウド技術を用いた、次世代クラウド型サイネージソリューションです。コンテンツ制作ツール「オーサリングサイト」は、HTML5で構築されているため、動画や音声・BGMなどを盛り込んだリッチコンテンツに加えて、Webサービス連携において優れた拡張性を発揮します。また制作から配信まで6つのステップで直感的に操作できるように設計されていますので、高度なITスキルや専門知識がなくても、簡単に作業ができます。また「オーサリング機能」、「管理機能」、「コンテンツ配信機能」などは全てクラウド上で管理されたASP(Application Service Provider)として提供されますので、ユーザー企業は、ブラウザ上で「オーサリングサイト」を利用するためのインターネット接続環境※1と、スマートデバイスなどのディスプレイ端末を用意するだけで、本格的な電子看板サービスを、迅速に、容易に、かつ低コストで導入することが出来ます。
さらに「SIGNESS」はiOSやAndroid搭載タブレットなど汎用性の高いスマートデバイスに加えて、サムスン電子の「SSP」をサポートしていますので、国内外で展開するサムスン電子製のSSP対応電子看板も視野にサービスを展開することが可能です。国内では、サムスン電子ジャパンが本年6月下旬より出荷開始する電子看板向け液晶ディスプレイ5シリーズが第一弾となります。SSP対応の電子看板は、高機能メディアプレイヤーが内蔵されているため、従来はパソコンや専用セットトップボックス(STB)がないと実現できなかった動画や静止画、テロップ等の複数コンテンツを一画面に表示する画面分割機能などの豊富で高機能な電子看板機能を標準で提供しています。サムスン電子ジャパンでは、この高機能メディアプレイヤーに対して、コンテンツ配信や遠隔操作ができる、ソフトウェア技術仕様を公開しており、「SIGNESS」は、国内で最初にサポートするサイネージソリューションとなります。SSP対応の電子看板にはHTML5対応のブラウザが搭載されており、HTML5ベースの「SIGNESS」とは親和性に優れており、ユーザー企業は、タブレットなど他のディスプレイ端末用に作成したコンテンツも一斉配信し、表示することが可能です(図1ご参照)。
「SIGNESS」の主な特長は以下となります。
「SIGNESS」に関する詳細は、https://www.access-company.com/products/service-solution/signess/をご覧ください。
「Smart Signage Platform」の詳細については、サムスン電子の公開情報をご覧ください。
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。
<参考資料>
「SIGNESS」主要機能一覧
以上