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プレスリリース

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2013.06.11

プリント

ブラウザのみで本格的な電子看板向けコンテンツ制作・配信が 簡単にできるHTML5対応クラウド型サイネージソリューション「SIGNESS」の提供を開始

― サムスン電子のオープンプラットフォームプログラム「Smart Signage Platform」をサポート ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下ACCESS)は、ブラウザのみで本格的な電子看板向けコンテンツ制作・配信が簡単にできるHTML5対応クラウド型サイネージソリューション「SIGNESS(サイネス)」を開発し、飲食や小売業界などの事業者に向けて、提供を開始いたしました。本サイネージソリューションはまた、サムスン電子ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:方常源(バン・サンウォン)、以下サムスン電子ジャパン)が、同社のメディアプレーヤー一体内蔵型の電子看板向け液晶ディスプレイをベースにグローバルで展開する、オープンプラットフォームプログラム「Smart Signage Platform(SSP)」を、国内で初めて、サポートいたします。

「SIGNESS」は、HTML5およびクラウド技術を用いた、次世代クラウド型サイネージソリューションです。コンテンツ制作ツール「オーサリングサイト」は、HTML5で構築されているため、動画や音声・BGMなどを盛り込んだリッチコンテンツに加えて、Webサービス連携において優れた拡張性を発揮します。また制作から配信まで6つのステップで直感的に操作できるように設計されていますので、高度なITスキルや専門知識がなくても、簡単に作業ができます。また「オーサリング機能」、「管理機能」、「コンテンツ配信機能」などは全てクラウド上で管理されたASP(Application Service Provider)として提供されますので、ユーザー企業は、ブラウザ上で「オーサリングサイト」を利用するためのインターネット接続環境※1と、スマートデバイスなどのディスプレイ端末を用意するだけで、本格的な電子看板サービスを、迅速に、容易に、かつ低コストで導入することが出来ます。

さらに「SIGNESS」はiOSやAndroid搭載タブレットなど汎用性の高いスマートデバイスに加えて、サムスン電子の「SSP」をサポートしていますので、国内外で展開するサムスン電子製のSSP対応電子看板も視野にサービスを展開することが可能です。国内では、サムスン電子ジャパンが本年6月下旬より出荷開始する電子看板向け液晶ディスプレイ5シリーズが第一弾となります。SSP対応の電子看板は、高機能メディアプレイヤーが内蔵されているため、従来はパソコンや専用セットトップボックス(STB)がないと実現できなかった動画や静止画、テロップ等の複数コンテンツを一画面に表示する画面分割機能などの豊富で高機能な電子看板機能を標準で提供しています。サムスン電子ジャパンでは、この高機能メディアプレイヤーに対して、コンテンツ配信や遠隔操作ができる、ソフトウェア技術仕様を公開しており、「SIGNESS」は、国内で最初にサポートするサイネージソリューションとなります。SSP対応の電子看板にはHTML5対応のブラウザが搭載されており、HTML5ベースの「SIGNESS」とは親和性に優れており、ユーザー企業は、タブレットなど他のディスプレイ端末用に作成したコンテンツも一斉配信し、表示することが可能です(図1ご参照)。


図1 クラウドを介したディプレイ端末への配信イメージ

「SIGNESS」の主な特長は以下となります。

    専用ソフト、専用サーバ不要のクラウド型サービス
  • 申し込み即日の導入が可能
  • ユーザーの運用、管理の負担を軽減
  • ブラウザ上でコンテンツ制作から配信まで実施
  • 「オーサリング機能」、「ユーザー管理機能」、「コンテンツ配信機能」などの機能はクラウド上で構築しているため、インターネット接続環境を整え、ディスプレイ端末を用意するだけで、本格的なサイネージを手軽に開始可能

  • 6つのステップで直感的に操作ができる「オーサリングサイト」(図2ご参照)
  • ブラウザから「オーサリングサイト」を利用します。ITスキルや専門知識のない方でも迷わず作業を進められるように、シンプルな画面で直観的に操作できるように工夫されています。

  • HTML5によりWeb連携が容易に
  • コンテンツはHTML5をベースにしており、ディスプレイ用の端末も汎用性の高いスマートデバイスおよびサムスン電子製電子看板(HTML5対応ブラウザ搭載)を対象にしているため、外部のWebサービスやコンテンツ、アプリとの連携が容易です。
  • コンテンツの作成には、画像(JPEG、PNG、GIF)、音声(MP3、Ogg Vorbis、WAV)、動画(MP4、H.264)などの素材が使用できます。

  • 多店舗運営に便利な独自機能
  • 遠隔地に点在する複数の店舗への本部管理者からの一斉配信や、本部発のコンテンツと店舗発のコンテンツの交互配信が可能です。
  • 本部と店舗の連携により、お客様対応で忙しい店舗の運用負担を軽減できます。

 図2 「オーサリングサイト」イメージ図

「SIGNESS」に関する詳細は、https://www.access-company.com/products/service-solution/signess/をご覧ください。

「Smart Signage Platform」の詳細については、サムスン電子の公開情報をご覧ください。

  1. 「オーサリングサイト」の利用には、Chromeブラウザ搭載のPCが必要となります。

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。

  • ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

<参考資料>
「SIGNESS」主要機能一覧

    管理機能
  • ユーザー管理機能:契約者アカウント、編集者アカウント(契約者が任意でコンテンツ制作会社向けにアカウントを発行可能)
  • フォルダ管理機能:50フォルダ設定可能
  • ディスプレイ管理機能:コンテンツ配信するディスプレイを管理可能
  • サポートサイト

  • プレーヤ機能
  • サポートOS:iOS 6.0以降、Android 4.0以降、SSP
  • スクリーンセイバー機能(Androidタブレット版)
  • オフライン再生
  • プレーヤ自動再生・終了(Androidタブレット版)

  • オーサリング機能
  • オーサリングサイト:素材/テンプレート集、コンテンツ編集、プレイリスト作成、スケジュール作成、共同編集、配信先設定、配信管理
  • 画面分割機能:画像、動画、テロップ、外部Webページ

  • コンテンツ配信機能
  • プッシュ型配信:定期配信(1回/1日)、即時配信(n回/1日)
  • グループ配信
  • 再生履歴出力機能:過去48時間分の履歴
  • リアルタイム再生確認機能
  • 情報配信(オプション):ニュース、天気予報

  • コンテンツ種別
  • 配信形式:スライドショー形式、動画形式
  • 素材:画像(JPEG、PNG、GIF)、動画(MP4 H.264)、音声(MP3、Ogg Vorbis、WAV)

 以上