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プレスリリース

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2013.04.15

プリント

ACCESS、3Dゴルフスイング解析製品向けクラウドサービス 「Fullmiere®Cloud(フルミエルクラウド)」を本格始動

― クラウド上のスイングデータをPC上で1,000件一覧表示、高度な解析を可能とする画期的なサービス ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏伸哉、以下ACCESS)は、本日、3Dゴルフスイング解析製品「Fullmiere®」向けクラウドサービス「Fullmiere®Cloud」(正式版)を、本日、正午より開始することを発表いたしました。

「FullmiereCloud」は、「Fullmiere」のスイングセンサーとスマートフォン向け3D解析アプリで取得・解析した膨大なスイングデータをクラウド上で蓄積・管理し、PC上で表示して閲覧することができるサービスです(別紙資料参照)。本年2月末より開始した「FullmiereCloud」(β版)では、スマートフォン向けアプリでは200件であった、スイングデータ表示件数を1,000件まで拡大し、表示可能な解析データ種類も7種類から12種類までに増やし、より高度な解析を実現しています。サービス開始よりご好評をいただいており、現在、約5,000人のユーザー会員様よりアップロードいただいた約10万件のスイングデータがクラウド上で蓄積・管理されております。

「FullmiereCloud」(正式版)では、β版の解析機能およびUI(ユーザーインターフェース)をさらにパワーアップいたしました。スマートフォン向けのアプリ版で実現しているスイング軌跡、シャフトプレーン、フェース角といった3種類のスイングデータの3D表示に加えて、それぞれのデータに連動するヘッドスピード、フェース角など7種類の数値がグラフバーで表示されます(別紙資料参照)。3D表示されたスイング軌跡に沿ってマウスを移動させると、グラフバーも連動して動きますので、より細かい解析も直感的で分かりやすい設計になっています。また、PCのワイドな画面表示に対応しておりますので、見やすさも一段と向上しています。過去1,000回分のスイングデータから複数のデータを比較表示したり、スイング軌跡に連動したヘッドスピードやフェース角度を3Dとグラフバーで並べて表示するなど、これまでにない画期的な解析が可能となりました。

「FullmiereCloud」(正式版)の主な特長は以下のとおりです。

  • 直近1,000件のスイングデータを一覧表示
  • スイングデータの各種数値は、3D表示に加えて、グラフ表示も可能(正式版での機能拡張)
    -グラフ表示:①ヘッドスピード、②フェース角、③ロフト角、④ライ角、⑤上下ヘッド入射角、⑥左右ヘッド入射角、⑦ヘッド回転スピード
    -3D表示:スイング軌道、シャフトプレーン、フェース角
    ※  3D表示はスマートフォン向けアプリ版でも対応しています。
  • 12種類データ表示:
    ①ヘッドスピード、②スイング軌跡(360度)、③フェース角(360度)、④アタックアングル(アッパーブロー、レベルブロー、ダウンブロー)、⑤左右スイング軌道(インサイドアウト、インサイドイン、アウトサイドイン)、⑥スイングプレーン(アンダー、オンプレーン、スティープ)、⑦テンポ、⑧ロフト角、⑨ライ角、⑩上下ヘッド入射角、⑪左右ヘッド入射角、⑫ヘッド回転スピード
    ※①~⑦はスマートフォン向けアプリ版でも対応しています。⑧~⑫はPC向け「FullmiereCloud」にて追加されています。
  • PCのワイド画面表示に対応(正式版での機能拡張)
  • 料金:上記サービスはフルミエルをご購入いただくことで無料でご利用いただけます。

今後、複数の生徒を抱えるレッスンプロのレッスンツールとして活用いただけるグループアカウント管理機能や、自身の上達具合を記録する練習日記として活用いただける統計機能によるスイング分析なども予定しています。また、表示可能なスイングデータ件数の上限を拡大した有料サービスも展開する予定です。FullmiereCloudイメージ動画が下記よりご覧いただけます。

「Fullmiere」とは:
ゴルフクラブに装着した超小型軽量の高性能スイングセンサーから送信されるデータを、ゴルフスイングの軌道としてスマートフォン上で数値解析・3D可視化することにより、本格的なゴルフレッスンをいつでもどこでも気軽に行うことを可能とする製品です。ACCESSの先進のモバイルソフトウェアおよびクラウドコンピューティング技術を、3次元モーションセンサー技術に連携させることにより実現いたしました。3Dスイング解析アプリを手持ちのスマートフォン上で起動し、クラブにセンサーを装着してスイングするだけで、センサーによって捉えられた軌道データは、Bluetooth®無線技術でスマートフォンに転送されます。同軌道データは、スマートフォン上の3Dスイング解析アプリにより、独自のアルゴリズムにて処理され、ゴルフスイング分析に適切な数値を算出後、スイング軌跡として3Dでグラフィック化されます。一方向からのカメラ撮影では捉えきれない、360度からのゴルフヘッドのスイング軌道や、フェースの開き具合などを一度のスイングで確認することが出来ます。詳細は、http://www.fullmiere.com/をご覧ください。

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。

  • ACCESS、ACCESSロゴ、NetFront、Fullmiereは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
  • Bluetoothは、Bluetooth SIG Inc.が所有し、株式会社ACCESSはライセンスに基づき使用しています。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

<参考資料>

スマートフォン上の3Dスイング解析アプリと、クラブに装着された高性能スイングセンサー、並びにクラウドを介したPCとの連携イメージ図
スイング軌跡の3D表示と、連動するヘッドスピードのグラフバー表示
フェース角の3D表示と、連動するヘッドスピードのグラフバー表示
2つのスイング軌跡の比較の3D表示と、連動するロフト角のグラフバー表示