株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)のDLNA(Digital Living Network Alliance)※1対応ソフトウェア「NetFront® Living Connect」が、株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山田 隆持)の2010年夏モデルとして5月27日に発売された「docomo PRIME series™ N-04B、以下N-04B」(NECカシオモバイルコミュニケーションズ製)に搭載されました。「NetFront Living Connect」が携帯電話に搭載されるのは、今回が初めてとなります。
「NetFront Living Connect」は、パソコンやテレビなどの情報家電や携帯端末機器間での相互接続を目的として策定されているDLNAガイドラインに準拠したソフトウェアです。同ソフトウェアは、ACCESSの情報家電向けブラウザで得た経験を活かし、組込み機器に特化された設計であることはもちろんのこと、CPUやOSに依存しない高い移植性、自由にカスタマイズできる柔軟性を特長としています。携帯電話をはじめ、デジタルテレビ、デジタルカメラ、HDDレコーダーやプリンタなどあらゆる情報家電に対応しています。
ハイビジョン対応1220万画素カメラ搭載の瞬撮ケータイ®、「N-04B」は、「NetFront Living Connect」採用により、DLNAガイドラインに準拠した携帯電話です。併せて搭載されているWi-Fi機能との連携により、DLNA対応のパソコンやテレビなどとワイヤレスで静止画や動画データの送受信をすることができます。例えば、DLNA対応のパソコンに保存してある動画を「N-04B」にダウンロードして外出先に持ち出したり、「N-04B」で撮影した画像をパソコンに保存してパソコン上で画像編集して楽しむことができます。また「N-04B」で撮影した写真データをDLNA対応のテレビに送信して、テレビの大画面で楽しむこともできます。
ACCESS 代表取締役社長 鎌田富久は、
「当社の『NetFront Living Connect』が、初めて携帯電話に搭載されたことを嬉しく思います。現在、一般家庭でも、ホームネットワーク化は加速しています。こうした市場のニーズに応えるべく、メーカーは、家庭にいてもいつでもインターネットにつながる世界を実現する機器の開発・提供に注力しています。今後ともACCESSは、より豊かなマルチメディア・ホームネットワークの世界を実現するソフトウェアの提供に尽力してまいります」と述べています。
なお「NetFront Living Connect」を含む「NetFront®」製品は、2,000種以上の機種に搭載されており、世界での累計搭載台数は約9億台に上ります(2010年1月時点)。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、国内外の通信、家電、放送、エネルギーインフラ業界向けに、モバイルソフトウェア技術をベースとした先進のITソリューションを提供する、グローバル企業です。携帯端末・情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser」や、携帯端末向けプラットフォーム「ACCESS Linux Platform™」、通信インフラ機器向けプラットフォーム「ZebOS®」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジにより、通信事業者、メーカー顧客などの次世代端末の開発やインフラ構築を速やかに実現します。また2008年より出版プラットフォームビジネスを展開し、携帯端末向け電子出版物販売サイト「Booker’s®」の運営や出版物の電子化サービスなど、アプリケーション上で動作する魅力的なサービスの拡充に注力しています。2001年には東証マザーズに株式を公開(4813)し、現在、アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
●本リリースに関するお問い合わせ
【報道機関からのお問い合わせ】メールによる問い合わせはこちら
【投資家・株主からのお問い合わせ】メールによる問い合わせはこちら