株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)は、本日、Android™プラットフォーム向けNetFront®製品を開発し、世界中の通信事業者、端末メーカーに向けて受託開発サービスを開始することを発表しました。携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser」をはじめとするNetFront製品は、現在、ACCESS Linux Platform™、Symbian OS、Garnet™ OS、BREW、Microsoft® Windows Mobile®など多様なOSをサポートしています。今回の取り組みは、NetFront製品をあらゆる携帯向けOSやCPUに対応させるという、ACCESSの戦略をさらに拡大するものです。
ACCESSは創業以来、主要通信事業者や端末メーカーの最先端のソリューション開発や迅速な市場投入を支援してきました。このたび、こうした豊富な実績を活用して、Androidプラットフォーム上で動作するNetFront製品の受託開発サービスを開始します。同サービスにより、通信事業者や端末メーカーはUser Interface(UI)のカスタマイズや付加価値の高いアプリケーションの開発が可能となります。
ACCESS 代表取締役社長 鎌田 富久は、
「ACCESSはネットワークインフラからプラットフォーム、ミドルウェア、端末側のアプリケーションまで、エンドツーエンドのソリューションを提供しています。ACCESSはこれまで、携帯端末や、情報家電、ネットワークインフラ分野において、世界中の主要通信事業者や端末メーカーなどの製品開発のための技術支援を、お客様の近くで提供してまいりました。今回の取り組みは、多種多様なプラットフォームに対応した先進の技術をお客様に提供する、という当社の戦略をさらに強化するものです」と述べています。
なお、現在スペイン・バルセロナにて開催中のモバイル関連の展示会「GSMA Mobile World Congress 2010」のACCESSブース(ブースNo. CY10)にて、Androidプラットフォーム向けに開発された、携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser」をはじめ、高度なUIを実現するフレームワーク「NetFront® FlexUI」、ウィジェット・トータルソリューション「NetFront® Widgets」、Wordなどの文書表示ソフトウェア「NetFront® Document Viewer」を展示いたします。
将来的には、Androidプラットフォーム向けに、DLNA(Digital Living Network Alliance)規格に対応したミドルウェア「NetFront® Living Connect」、電子書籍ビューア「NetFront® Book Viewer EPUB Edition」も順次開発していきます。また、一般ユーザ向けに、これらのアプリケーションのダウンロード販売を行う予定です。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」をはじめ「ACCESS Linux Platform™」「Garnet™ OS」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を可能にしています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域に子会社を運営し国際展開にも注力しています。
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