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- ACCESSが携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser v3.5」を中国の大手携帯端末メーカーTCL Communicationに提供
株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)の子会社であるACCESS China Inc.(所在地:北京市、最高経営責任者:Pierre Suhandinata、以下ACCESS China)は、本日、中国の大手携帯端末メーカーであるTCL Communication Technology Holdings Ltd.(所在地:広東省恵州市、最高経営責任者:李東生、以下TCL Communication)と、同社のW-CDMA方式およびTD-SCDMA方式の携帯端末向けに「NetFront® Browser v3.5」を提供する旨の契約を締結したと発表しました。
本契約により、TCL Communicationの世界市場向けW-CDMA 方式の携帯端末および中国市場向けTD-SCDMA方式の携帯端末に、「NetFront Browser v3.5」が搭載される予定です。世界市場向けはALCATELブランドとして、中国市場向けはTCL Communicationブランドとして出荷されます。
TCL Communication シニアバイスプレジデント Kailong Wang氏は、
「ACCESSとの協業は、より付加価値の高い製品を提供するという当社のミッションを後押しするものです。今回の協業が、当社の市場でのポジショニングを強化し、シェア拡大に貢献してくれるものと確信しています 」と述べています。
ACCESS China 最高経営責任者 Pierre Suhandinataは、
「世界でも有数の携帯端末メーカーであるTCL Communicationとビジネスを展開できることを非常に光栄に思います。ACCESSは、通信事業者、携帯端末メーカー、ユーザに向けて、革新的なモバイル技術と付加価値の高いサービスを提供しています。今後とも、TCL Communicationの協力のもと、先進のユーザエクスペリエンスを世界市場の顧客に向けて提供できるよう、まい進してまいります」と述べています。
TCL Communicationはまた、「ACCESS™ Connect Ecosystem (ACE®)」に新たに加盟しました。ACEは、携帯端末および情報家電分野におけるビジネス機会の創出を目的としてACCESSが主導して推進しているワールドワイドのパートナープログラムで、現在、100社以上にのぼる企業が加盟しています。
「NetFront Browser v3.5」は、Web2.0サービスの利用に適した設計と、高速かつ包括的なインターネット環境を提供する、携帯端末および情報家電向けブラウザです。「NetFront® Browser」を含む「NetFront®」製品は、世界で約9億台の累計搭載台数を誇っており、搭載機種数も、携帯端末や、デジタルテレビ、セットトップボックス、カーナビゲーション、電子書籍端末など2022機種に到達しています(2010年1月時点)。
■ACCESSおよびACCESS Chinaについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」を始め「Garnet™ OS」「ACCESS Linux Platform™」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域に子会社を運営し国際展開にも注力しています。ACCESSの子会社であるACCESS China Inc.は2002年7月に中国・北京に設立されました。エンドユーザの利便性向上を目的に、モバイルインターネットならびに情報家電市場向けに広範なソリューションを提供しています。
■TCL Corporation について
TCL Corporationは1981年に設立され、家庭用電化製品および携帯端末のグローバルリーダーです。世界で、従業員数は5万人を超え、40箇所の営業所、18の研究開発施設、20の生産拠点を保有し、80カ国以上で事業を展開しています。TCLは世界有数のフラットパネルTV、DVDプレイヤー、エアコンディショナー、GSMおよびCDMA携帯端末などを生産するリーディングカンパニーです。詳細は、TCLのサイトをご覧ください。www.tcl.com
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