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- ACCESSが組み込み向けで世界最速レベル※1のJavaScript™エンジンを搭載した携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser v4.0」を発表
株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)は携帯端末および情報家電向けブラウザ「NetFront® Browser」の最新版「NetFront® Browser v4.0」を本日発表しました。今回ACCESSは、Web2.0のトレンドであるJavaScriptを多用したリッチなウェブサイトの閲覧が快適に行えるように、エンジンの構造を刷新し、組み込み向けとして世界最速レベルのJavaScript™ エンジンを開発しました。「NetFront Browser v4.0」では、「NetFront® Browser v3.5」のJavaScriptエンジンと比べ20倍高速化を実現しました※2。
また「NetFront Browser v4.0」のアプリケーションおよび移植層のAPIは、「NetFront Browser v3.5」との互換性を確保しています。「NetFront Browser v3.5」を利用されている端末メーカーは、開発コストをおさえて、新しいJavaScriptエンジンを搭載することが可能で、独自にカスタマイズしたアプリケーションも引き続き利用できます。
「NetFront Browser」は、携帯端末や組込み製品特有の限られたメモリやCPU環境においても優れた操作性とブラウジング機能を発揮するインターネットブラウザとして、世界中の主要通信事業者や携帯端末メーカー、情報家電メーカーに採用されています。「NetFront Browser」を含むACCESSのNetFront®製品の累計搭載台数は、世界で8億4,700万台を突破し、搭載機種数は1,960機種に到達しています(2009年10月時点)。また米国調査会社comScoreによると、米国および欧州5カ国(フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、スペイン)の市場の主要な通信事業者および端末メーカーより出荷されている携帯電話機種を対象にした調査で、「NetFront Browser」が最も多くの機種に搭載されていることが明らかになっています(2009年9月時点)。
ACCESSは、「NetFront® Browser v4.0」の第一弾として、Windows Mobile®コンセプト版をウェブサイト(http://www.www.access-company.com/products/nf_mobile/browser/concept/)にて本日1月13日より無償公開いたします※3。今後ACCESSは、Windows Mobile以外の主要オペレーティングシステムや情報家電向けにも本製品を提供していくことで、快適なインターネット利用環境の提供に努めてまいります。
ACCESS 代表取締役社長 鎌田 富久は、
「個人や企業によるクラウドコンピューティングの利用が高まる中、ウェブアプリケーションのパフォーマンスは益々重要になってきています。一方で、JavaScriptを多用した高機能なウェブサイトが加速度的に増加しています。当社はJavaScriptの実行速度を劇的に向上させたエンジンにより、ユーザがストレスを感じることなく、快適にモバイルインターネットを楽しめる環境を実現しました。今後も当社は、ユーザの利便性向上に尽力してまいります」と述べています。
「NetFront®Browser v4.0」の主な特長
※上記画像はイメージです。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」をはじめ「ACCESS Linux Platform™」「Garnet™ OS」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を可能にしています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域に子会社を運営し国際展開にも注力しています。