株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鎌田 富久、以下ACCESS)は、携帯端末および情報家電向けのコンパクトなLinux®プラットフォームソリューション「ACCESS Linux Platform™ mini」を、株式会社ビジネスリンク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:榛野 正直)が5月初旬に発売予定のポータブルナビゲーション「G-navi(GN-01)」に提供しました。国内で販売される携帯端末に「ACCESS Linux Platform mini」が採用されるのは、今回が初めてとなります。
「ACCESS Linux Platform mini」搭載の「G-navi」は、世界初となるSVG(Scalable Vector Graphics)マップに対応したポータブルナビゲーションで、高品質な地図情報を素早く表示し、無線LAN経由での快適なインターネット閲覧を実現しています。「G-navi」は、小型軽量サイズのため、車内での利用のほか、登山やキャンプなどのアウトドアでも手軽に持ち運び、活用することができます。地図データには株式会社 昭文社(本社:東京都千代田区)が提供する「MAPPLEデジタル地図データ」を採用し、高い視認性を備えた最新の地図情報を表示します。また、インターネット閲覧用ブラウザとしてACCESSの「NetFront® Browser」も搭載しています。
「G-navi」の開発・製品化は、中国のShanghai Novarobo Technology, Co., Ltd.(以下 Novarobo)が担当しました。Novaroboは、ACCESSがグローバルで展開するパートナープログラム「ACCESS™ Connect Ecosystem (ACE®)」に加盟するパートナー企業で、ポータブルナビゲーションのほか、ホームゲートウェイ、スマートフォンなどのシステムを構築したい顧客向けに、LinuxベースのプラットフォームとSDKの設計を行っています。
「ACCESS Linux Platform mini」は、限られたハードウェア環境の携帯端末および情報家電向けに設計された、コンパクトなLinuxプラットフォームです。「ACCESS Linux Platform mini」は、高い拡張性を備えた柔軟なプラットフォームで、ローエンドのスマートフォンから、ポータブルナビゲーションやポータブルメディアプレイヤー、セットトップボックスなど、様々な機器に幅広く対応できるアプリケーションを備えています。
「G-navi」は、携帯性に優れたサイズ、質の高いナビゲーション、インターネット閲覧などを低価格で実現し、簡易な操作性で多彩な地図情報を表示できるように設計されています。ACCESSは、ハードウェアやリソース要件が限られた端末においても性能を発揮できる「ACCESS Linux Platform mini」を提供することで、多彩な機能を備え、かつ低価格なポータブルナビゲーションである「G-navi」の製品化に貢献しています。
なお「G-navi」は、5月初旬から全国のスポーツショップなどの店頭で販売する予定です(本体標準価格 33,600円、消費税込)。
ACCESSは今後も、「ACCESS Linux Platform mini」を様々な携帯端末に提供し、端末メーカの多様な製品展開を支援していきます。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組み込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」を始め「ACCESS Linux Platform™」「Garnet™ OS」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域に子会社を運営し国際展開にも注力しています。
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