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プレスリリース

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2008.08.04

プリント

「ACCESS Linux Platform」の機能を強化してLinuxWorldで実演

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、Linux®をベースとした次世代携帯端末向けソフトウェアプラットフォーム「ACCESS Linux Platform」の機能を強化し、携帯端末および情報家電向けウィジェットソリューション「NetFront® Browser Widgets」との連携を実現させました。また「ACCESS Linux Platform」を、小型インターネット端末であるMID(Mobile Internet Device)へ搭載させることが可能となりました。ACCESSは、8月4日から7日まで米国・サンフランシスコにて開催されるLinux OS業界の展示会LinuxWorld Conference & Expo(以下LinuxWorld)に出展し、「ACCESS Linux Platform」の最新デモンストレーションを実施します。

【LinuxWorld開催概要】
日程:2008年8月4日(月)~7日(木)
場所:米国 カリフォルニア・サンフランシスコ Moscone Center
ACCESSブース:Expo Hall – #802

「NetFront Browser Widgets」は、世界での累計搭載台数が5億9,000万台を超える「NetFront®」シリーズの技術をベースとした、携帯端末および情報家電向けウィジェットソリューションです。ウィジェットとは端末の待ち受け画面上に配置が可能なウェブと連動した小型アプリケーションです。このたび「ACCESS Linux Platform」上で「NetFront Browser Widgets」のウィジェットを動作させることが可能となり、ACCESSブースにおいて初のデモンストレーションを行います。

さらに、「ACCESS Linux Platform」のユーザインターフェースや画面サイズなどの環境を最適化することで、MID端末への搭載が可能となりました。MIDは、Web2.0など多彩なウェブサービスへのアクセス向けに最適化された新しいスタイルの小型インターネット端末で、ABI Research社の予測によると、2012年には9,000万台の出荷が見込まれています。ACCESSブースでは、テキサス・インスツルメンツのリファレンスボード「Zoom Mobile Development Kit」にMID向けの「ACCESS Linux Platform」を搭載し、ご紹介します。

テキサス・インスツルメンツのモバイルインターネットデバイスビジネス担当、ジェネラル・マネージャー、Seshu Madhavapeddy氏のコメントは以下の通りです。
「『ACCESS Linux Platform』は、今後の急成長が期待されるMIDの分野で新しいコンセプトの製品開発に必要不可欠な、優れた柔軟性、カスタマイズ性を備えています。ACCESSと協業し、当社のOMAPプラットフォームをベースとした統合ソリューションを提供することで、お客様の製品の迅速な市場投入をサポートするとともに、最高のウェブ閲覧環境とユーザ体験の実現を目指していきます」。

8月6日には、Mobile Linux and the Open Internet Generationカンファレンスセッションにおいて、ACCESSのプロダクトストラテジ担当、シニアバイスプレジデント、Didier Diazと、仏Orangeのマーケティングオペレーション担当、バイスプレジデント、Steve Glasgow氏が、次世代のオープンインターネットにおける10億人規模の新たなユーザを対象としたソフトウェアやサービスに関し、今後の業界動向やトレンドについてディスカッションを行います。

Orangeのグループデバイス担当、シニアバイスプレジデント、Yves Maitre氏のコメントは以下の通りです。
「OrangeとACCESSは共通のビジョンのもと、モバイルコミュニティの真のオープン化に向けて取り組んでおり、よりリッチなサービスやユーザ体験を提供できる身近な端末の展開に向け協力してまいります。さらに、私たちは『LiMo Foundation』を通してLinuxをベースとした共通プラットフォームの構築をともに目指しており、業界全体の発展に貢献していきます。ACCESSは、Orange端末のアプリケーションを通してユーザに快適な体験をもたらす『Orange Signature Accelerator Program』においても重要なパートナーです」。

ACCESSは、「ACCESS Developer Day」と題し、8月5日に「ACCESS Linux Platform」のアプリケーション開発に関するワークショップを開催します。さらに、タッチユーザインターフェースなどへのサポートを強化した「ACCESS Linux Platform」の開発キット(SDK)2.4 Update 1を、ACCESSの開発者支援サイト「ACCESS Developer Network(ADN)」上で8月後半より公開する予定です。

「ACCESS Developer Network」サイト(英語):http://www.accessdevnet.com/

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、携帯端末および情報家電向け組み込み型インターネットソフトウェアの分野で市場をリードしています。「NetFront® Browser」を始め「Garnet OS」「ACCESS Linux Platform」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日に東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパの各地域に子会社を運営し国際展開にも注力しています。

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