株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、モバイル用途に特化した次世代Linux®ベースのソフトウェアプラットフォーム「ACCESS Linux Platform™」(以下 ALP)の開発完了に伴い、これまで開発コード名であったALPを正式に製品名とし、またALPに搭載される「Garnet™ OS」(旧Palm OS®)と互換性のあるレイヤーの名称を「Garnet VM」とすることを決定しました。また、開発者向けに、「ALP v1.0向け製品開発キット(PDK)」、「ALP向けソフトウェア開発キット(SDK)」のプレリリース版および、「Garnet VM互換性キット」を配布いたします。
オープンプラットフォームで高い柔軟性と優れたインタフェースを兼ね備えたALPの先進性は、2月12日から15日までスペイン・バルセロナで開催中の携帯電話業界最大規模のイベント「3GSM World Congress 2007」、ACCESSブースにて体験いただけます。展示内容には、テキサス・インスツルメンツ社やマーベル社をはじめとするパートナー各社のデバイス上でのデモンストレーションが含まれます。
ACCESSの副社長兼最高技術責任者の鎌田富久は、
「ALPは、NetFront® Browserと同様に、開発当初より携帯端末向けに特化して設計されています。そのため、商用レベルにおいてもオープンで柔軟性に富んだ、高度なカスタマイズ性を実現しており、端末メーカや通信事業者、開発者の既存のニーズのみならずこれから先の要求にも応えうるものと確信しています」と述べています。
ACCESSブースでは、テキサス・インスツルメンツ社のマルチメディア用途プロセッサ「OMAP3430」、マーベル社のIntel XScale®ベースの汎用プロセッサ「Marvell® PXA3xx」の最新版が組みこまれた携帯端末やスマートフォン上でのデモンストレーションを実施します。
また、モバイル向けゲーム大手であるアストラウェア社の「ビージュエルド」「ソリティア」のALP対応版をはじめ、様々なGarnet OS向けアプリケーションのALP上でのデモンストレーションを行う予定です。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードしています。「NetFront Browser」を始め、「Garnet OS」「ACCESS Linux Platform」など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日には東証マザーズに株式を公開(4813)、アメリカ、アジア、ヨーロッパに全29の子会社を運営し国際展開にも注力しています。
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