株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、「DLNA(Digital Living Network Alliance)」対応機器向けミドルウェア製品「NetFront®Living Connect」の移植開発キットである「NetFront Living Connect SDK v1.0」の開発を完了、10月31日より発売いたします。
「NetFront Living Connect SDK v1.0」は、次世代向けの最新仕様であるDLNA version 1.5に対応したミドルウェア移植開発キットです。本製品の提供開始により、従来のサーバ機能・プレーヤ機能に加えてコントローラ機能、アップデート機能、ダウンロード機能に対応したミドルウェア製品「NetFront Living Connect」を対象機器に組み込むことが容易となります。このことにより、開発期間の短縮・コスト削減が可能なだけではなく、最新のDLNA対応機器の迅速な市場投入を支援します。さらに、ACCESSが数多くの実績を持つ携帯端末とのスムーズな連携が可能で、より快適なホームネットワークを実現します。なお「NetFront Living Connect」は、DLNA対応機器を操作可能な携帯電話の試作機にクライアント・ソフトとして使用されています。
ACCESSの代表取締役社長 兼 最高経営責任者、荒川 亨は、
「ACCESSは、あらゆる機器をネットワークにつなげるための様々な製品を提供してきました。今後も次世代ホームネットワーク社会の発展に向け貢献していきます」と述べています。
<ACCESS DAY 2006での展示>
本製品を組み込んだリファレンスボードによるデモンストレーションが、10月12日に東京のウェスティンホテル東京で開催される「ACCESS DAY 2006」において展示される予定です※1。なお、Windows Mobile®対応機器を使用したデモンストレーションでは、データを圧縮・伸張するコーデック「NetFront Video Codec Modules / NetFront Audio Codec Modules」や音声・映像メディアプレイヤ「NetFront Media Player」※2を併せてご紹介する予定です。
■ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードしています。「NetFront Browser」を始め、Palm OS、ACCESS Linux Platform™など、柔軟かつ拡張性が高いテクノロジーを提供し、次世代端末の速やかな市場投入を実現可能としています。2001年2月26日には東証マザーズに株式を公開(4813)、米国のPalmSource,Inc.をはじめ、アジアと欧米に全29の子会社を運営し国際展開にも注力しています。
https://www.access-company.com/