株式会社ACCESS (本社・東京都千代田区、代表取締役社長・荒川 亨 以下ACCESS)は、このたびAdobe Systems Incorporated(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ 以下アドビ システムズ社)と共同で開発しているPDF文書閲覧ソフトウェアであるAdobe® Reader™ LEがNTTドコモのFOMAに採用されました。
Adobe Reader LEは、テキストの検索、ファイルの回転といったパソコン向けAdobe Readerと共通の機能に加えて「Web to」、「Mail to」、「Phone to」といった携帯電話ならではの機能に対応しているため、PDF文書に掲載されているリンク先のWebサイトへの移動のほか、電子メールの送信、電話発信が簡単に行えるようになります。 なお、Adobe Reder LEはACCESSの携帯電話向けブラウザ「NetFront®」のプラグインとして動作します。
ACCESSはこれまで、ドコモのiモード®サービス開始から採用されている「NetFront」により、様々な携帯端末に柔軟で高度なインターネット利用環境を提供してまいりました。Adobe Reader LEの共同開発には、そのACCESSの豊富な経験と高度な技術が活かされています。
■株式会社 ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州ニューアークに米国支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾にも連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、PDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末、NTTドコモの携帯インターネットサービス iモードに対応した携帯電話など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の342機種、1億5085万台以上に搭載(2004年10月末現在)されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。