株式会社ACCESS (本社・東京都千代田区、代表取締役社長・荒川 亨)は、このたび、携帯電話、PDA、STB、デジタルTV、車載端末等、情報家電市場向けブラウザの最新版『NetFront v3.3』をリリースしたことをお知らせいたします。
新バージョン『NetFront v3.3』は、Dynamic HTMLのサポート機能をさらに拡張し、既存ページ内への表の挿入など動的なページ内容の変更を実現する他、以下のような新機能をサポートしています。
さらに、インターネットの標準言語である、WAP 2.0、WML、HTML 4.01、cHTMLを サポート。Webページのコンテンツをダウンロードしながら同時に段階的に表示する事でブラウジング時のサイト表示を高速化するレンダリング技術『Rapid-Render™』や、インターネット上のさまざまなサイトをモバイル機器の画面サイズの横幅にあわせて見やすく忠実に再レイアウトし、横スクロールバーの操作を不要にしストレスのないブラウジングを可能にする『Smart-Fit Rendering™』など、情報家電端末におけるフルブラウジングを実現する機能を備えています。
なお、NetFrontはAdobe® Reader® とAdobe ubiquitous portable document format(PDF)を統合的にサポートした、世界で唯一のブラウザです。
ACCESSの代表取締役社長 荒川 亨は
「統合的な機能と独自の技術により、NetFront v3.3は、当社の顧客である世界中のモバイルオペレーター、携帯電話・車載端末・STB等のメーカーに圧倒的な強みを提供し、世界中の情報家電インターネットユーザーに最適なソリューションを提供することができると考えています。」と述べています。
■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州ニューアークに米国支店、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾にも連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、PDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末、NTTドコモによる携帯インターネットサービス iモードに対応した携帯電話など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の342機種、1億5085万台以上に搭載(2004年7月末現在)されており、最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。