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プレスリリース

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2004.02.24

プリント

ACCESSとMontaVista、Linux®ベースの機器向けに最新ブラウザソリューションを提供

~ MontaVista Linux® Consumer Electronics EditonとNetFtont® v3.1の統合ソリューションがTI社のOMAPプラットフォームに対応 ~

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨)とMontaVista Software Inc.はこのたび、両社協業のもと、TI社のOMAP 1510プラットフォーム向けにLinuxベースの機器開発プラットフォームと組込機器向けブラウザソリューションを提供していくことを発表いたします。尚、2月23日よりフランスのカンヌで開催されているモバイルソリューション系展示会「3GSM World Congress 2004」のACCESSブース(ホール4 スタンドL29)にてOMAP 1510 Innovator上で動作している「MontaVista Linux® Consumer Electronics Edition」と「NetFront®v3.1」の統合ソリューションのデモンストレーションを行っております。

「MontaVista Linux® Consumer Electronics Edition」は最新のコンシューマーエレクトロニクス機器向けとしては世界初の組込みLinuxです。多様な用途に対応しているMontaVistaの組込み機器向けOSとACCESSの情報家電向け最新ブラウザ「NetFront v3.1」の統合ソリューションは、端末メーカーの開発期間の短縮、及びOMAPベースの機器の迅速な市場投入を可能にします。

NetFront v3.1は、一般サイトのWebページの横幅をPDAや携帯電話などのモバイル機器の画面サイズに自動調節して閲覧に最適なレイアウトにするSmart-Fit Rendering機能や、モバイル機器でのWebページ閲覧に際し、Webページの表現を高速化する最新機能であるRapid-Renderなどを搭載。また、W3Cの最新仕様に準拠、各種マルチメディアプラグインにも対応しています。

MontaVista Software Inc.のSenior Product Marketing ManagerであるScott Hedrickは次のように述べています。
「MontaVIsta LinuxとACCESSのNetFrontブラウザテクノロジーの組み合わせは、私どもの顧客に対して商品開発の簡便化や開発時間の短縮を提供するにあたり最適なソリューションであると考えます。MontaVista Linux Consumer Electronics Editionは、ACCESSがNetFrontブラウザでリードしているコンシューマー機器市場に最適化されています。」

ACCESSの代表取締役社長 兼 CEO、荒川 亨は次のように述べています。
「Linuxはコンシューマー機器を製造しているメーカーにとって、システムソフトウェアとしてますます重要視されてきています。今後もACCESSとMontaVista社は協力し、コンシューマー機器市場においてLinuxベースの次世代機器の開発を模索しているデベロッパーに対し、組込み機器向けインターネットソフトウェアソリューションを提供してまいります。」

■MontaVista Software, Incについて
MontaVista Software, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール)は、インテリジェントな接続機器や関連するインフラストラクチャ向けのシステムソフトウェア、開発ツールの市場をリードするグローバル・サプライヤです。モンタビスタは、オープンソースGNU/Linuxベースのソフトウェア ソリューションを提供することで組込みソリューションの革新を推し進めます。リアルタイム オペレーティング・システムの先駆者ジェームス・レディ(James Ready)により 1999年に設立されました。通信インフラからコンスーマ機器分野に至るアプリケーションにおいて、開発者のニーズに対応するべく製品を提供しています。MontaVista 製品には、MontaVista Linuxの Professional Edition、 Consumer Electronics Edition、Carrier Grade Editionがラインアップされています。また、パワフルな統合開発環境であるMontaVista DevRocketが、これらMontaVista Linux の各Editionに対応する優れた開発ツールを提供します。また、MontaVista Graphicsは、豊富なGUI開発ツール プラットフォームです。
モンタビスタソフトウエアジャパン株式会社は、MontaVista Software Inc. の100%日本法人として2000年7月に設立され、日本市場に対して組込みLinux、およびそれに関わるあらゆるサービスを提供しています。米カリフォルニア州サニーベールに本社を置くMontaVista Softwareは、Alloy Ventures, US Venture Partners、RRE Ventures、WR Hambrecht+Co.、IBM、Intel Capital、Sony、Panasonic、Toshiba America、およびYamaha Corporationなどの主要投資企業より出資を受けた株式非公開企業です。

■株式会社 ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業で、カリフォルニア州フリーモントに米子会社、ACCESS Systems America, Inc、ドイツ・オーバーハウゼンにヨーロッパ子会社、ACCESS Systems Europe GmbH、また中国・北京に中国子会社、ACCESS (Beijing) Co.,Ltd.を有し、韓国や台湾、スペインにも現地連絡事務所を運営するなど国際展開にも注力しています。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」ファミリーは、NTTドコモのiモードなどの携帯電話やPDA、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ、ウェブ電話、専用端末など、全世界の90以上のメーカーから発売されている情報家電端末の267機種、1億800万台以上に搭載されており、(2003年10月末現在)最新版では、CSS(カスケーディング・スタイルシート)、DHTML(ダイナミックHTML)をはじめとする、W3C(ワールドワイドWEBコンソーシアム)最新推奨仕様やWAP2.0に準拠するなど、ハードウェア資源の限られたNon-PC端末において、パソコンと同等のインターネット閲覧環境を実現しています。
尚、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

  • NetFrontは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です。
  • ACCESSは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です。
  • Linuxは Linus Torvaldsの登録商標です。
  • MontaVista は MontaVista Software, Inc. の商標です。「iモード」は株式会社NTTドコモの登録商標です。Linux は Linus Torvaldsの登録商標です。その他のすべての名称は、各社の商標、登録商標、またはサービス マークです。