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プレスリリース

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2003.01.09

プリント

ACCESSとRealNetworks、組み込み機器・情報家電分野で提携

― ACCESS製情報家電向けブラウザ「NetFront®」がHelix DNA ClientおよびRealAudio/RealVideoに対応 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、RealNetwork,Inc.(Nasdaq:RNWK、以下RealNetworks)と組み込み機器・情報家電分野において提携したことを発表致しました。この度の提携により、今後ACCESSは同社の情報家電向けブラウザ「NetFront®」とRealNetworksのユニバーサルメディアプレーヤー「RealOne Player」の駆動コアエンジンである「Helix DNA Client」とのインテグレーションにより、RealAudio®/RealVideo®やその他のデジタルメディアがシームレスに再生可能なブラウザソリューションを情報家電メーカへ提供してまいります。

RealNetworks,Inc. メディアシステム担当副社長 Dan Sheeran氏は
「Helix Community設立の目的は、ユーザーがどのようなプラットフォームや機器からでも最善のインターネットメディアを体験できるということを実現することにある。組み込みソリューション分野において日本だけでなく世界的リーダーであるACCESSとの協業はその目的を実現するうえで非常に重要である。」と述べています。

ACCESS 代表取締役社長 兼 CEO 荒川 亨は
「この度、RealNetWorks社と提携、Helix Communityに参画し、弊社のブラウザがデジタルメディアのデファクトであるRealAudioやRealVideoに対応したトータルソリューションとして提供できることを大変嬉しく思う。弊社のブラウザとHelix DNA Clientの組み合わせにより、情報家電ユーザーに対して今までにないインターネットの楽しみ方を提案できることと確信している。」と述べています。

■Helixについて
Helixは、デジタルメディアの標準化や拡張を行うためのプラットフォームおよびコミュニティです。Helix DNA Platformは、過去 8年間にわたってRealNetworksが開発したデジタルメディアの作成、配信、および再生用のソースコードと、メディア対応アプリケーションを構築するための一連のインターフェイスで構成されます。Helix Communityのメンバーは、このソースコードを使用して、業界をリードするテクノロジー、知的財産、および一般に使用されるインターフェイスを備えたメディア対応製品を構築することができます。Helix Communityは、https://www.helixcommunity.org/ にて入手可能な商用コミュニティおよびオープンソースライセンスのもとで、Helix Platformのソースコードを提供します。Helix Communityのソフトウェアインフラストラクチャは、CollabNet SourceCast環境によって強化されています。RealNetworksは、www.realnetworks.com/productsにて入手可能な、Helix Platformとして構築された製品ファミリ(Helix Universal Serverなど)もリリースしています。

■RealNetworksについて
RealNetworks, Inc.はインターネットメディア配信分野における世界のトップ企業です。パソコンやその他の家庭用電子機器のユーザーが、Webを利用して音声や映像などのマルチメディアサービスを送受信できることを目的に設計されたソフトウェア製品やサービスの開発、販売を行っています。利用者はwww.real.comにて、音声や映像を使った番組へのアクセスや視聴が可能で、RealNetworksの視聴者向けソフトウェアをダウンロードすることができます。RealNetworksのシステムおよび企業情報については、www.realnetworks.comをご覧ください。

■NetFrontについて
「NetFront」は、高いモジュラリティとスケーラビリティに配慮して設計された、情報家電向けブラウザで、限られたメモリーとCPUパワーにおいて、すぐれた高性能と高機能を実現します。NetFrontの最新バージョンである NetFront v3.0のモジュラー・アーキテクチャは、デジタルテレビから、PDA、カーナビ、携帯電話まで、ターゲットハードウェアの仕様に応じたサイズと仕様を柔軟に構成可能にします。最新のW3C仕様であるHTML 4.01やXHTML 1.0に加え、Dynamic HTML、ECMA Script(JavaScript)、DOM(Document Object Model)、CSS、SSL(Secure Socket Layer)などをサポートしています。さらに、J2ME(Java2 Micro Edition)準拠のJava実行環境「JV-Lite2」やMMS Clientなどのオプション機能機能もサポートします。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業です。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront」は、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、PDA、ワープロ、カーナビ、ウェブ電話、専用端末などを中心に、国内外の主要メーカー多数に採用されています。また、小型情報機器向けのマイクロブラウザ「Compact NetFront」は、NTTドコモのiモード向け端末などを出荷しているメーカー多数に採用されています。現在、40以上の主要メーカーから191機種、約8000万台のNetFront、Compact NetFront搭載製品が出荷されています。(2002年11月末現在)
なお、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

  • RealNetworks、Helix、RealOne、RealAudio、RealVideo は、RealNetworks, Inc. の商標または登録商標です。
  • NetFront及びCompact NetFrontは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です。
  • Java及びすべてのJava関連の商標及びロゴは、米国及びその他の国における米国Sun Microsystems, Inc. の商標又は登録商標です。
  • 「iモード」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。