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プレスリリース

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2003.01.07

プリント

ACCESS、NTTドコモとFOMA端末向けブラウザのライセンス契約を締結

― FOMA向けブラウザとしてNTTドコモから端末メーカーへサブライセンス提供 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒川 亨、以下ACCESS)は、株式会社NTTドコモ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:立川 敬二、以下NTTドコモ)との間で、先頃両社によりACCESSの最新ブラウザ「NetFront®v3.0」をもとに共同開発したFOMA(フォーマ)端末向けブラウザのライセンス契約締結が終了したことをお知らせ致します。

この度のACCESSとNTTドコモとのライセンス契約に基づき、FOMA端末向けブラウザはACCESSよりNTTドコモへライセンスされ、今後FOMA端末を開発するメーカーへはNTTドコモよりサブライセンスという形で提供されることが可能となります。 尚、今後発売が予定されている「N2051」「F2051」及び「P2102V」から順次搭載される予定です。

またACCESSは先頃発表したNTTドコモからの第三者割当増資に基づく協業の強化により、第3世代携帯電話向けブラウザのさらなる技術強化に積極的に取り組んでまいります。

株式会社ACCESSの代表取締役社長 荒川 亨は次のように述べています。
「今回、NTTドコモとFOMA端末向けブラウザのライセンス契約を締結できたことを大変嬉しく思う。これまで国内/海外iモード端末向けブラウザ開発で培ってきた当社の技術が、第3世代移動通信サービスの付加価値をさらに向上させ、普及への一助になることを期待している。」

尚、ACCESSは、これにより、今後1年間で約5億円の売上高を見込んでおります。

■NetFront v3.0について
「NetFront® v3.0」は、モジュラリティとスケーラビリティに対応した情報家電向けブラウザです。より洗練されたモジュラリティと高いデザインにより、限られたCPUパワーでも高性能を発揮し、メモリ使用効率の向上や低消費電力を実現します。NetFront v3.0のモジュラー・アーキテクチャは、カスタマイズツールにより、デジタルテレビから、PDA、カーナビ、携帯電話まで、ターゲットハードウェアの仕様に応じたサイズと仕様を柔軟に構成可能にします。 最新のW3C仕様であるHTML 4.01やXHTML 1.0に加え、NetFront v3.0は、Dynamic HTML、ECMA Script(JavaScript)、DOM(Document Object Model)、CSS、SSL(Secure Socket Layer)などの拡張機能もサポートします。尚、最近ではシャープ製PDA「ザウルス」やソニー製PDA「クリエ」、また日立製デジタルテレビ「Wooo」等にNetFront v3.0が採用されています。

■FOMAについて
「FOMA(フォーマ)」は、国際標準規格IMT-2000に認定されたW-CDMA方式を世界に先駆けてNTTドコモが提供するサービス。テレビ電話や高速データ通信を実現する第3世代移動通信サービスです。

■株式会社ACCESSについて
ACCESSは、情報家電向け組み込み型インターネットソフトの分野で市場をリードする研究開発型企業です。同社の情報家電向けブラウザソフト「NetFront®」は、テレビ、セットトップボックス、ゲーム機、PDA、ワープロ、カーナビ、ウェブ電話、専用端末などを中心に、国内外の主要メーカー多数に採用されています。また、小型情報機器向けのマイクロブラウザ「Compact NetFront®」は、NTTドコモのiモード向け端末などを出荷しているメーカー多数に採用されています。現在、40以上の主要メーカーから191機種、約8000万台のNetFront、Compact NetFront搭載製品が出荷されています。(2002年11月末現在)
なお、ACCESSは2001年2月26日に東証マザーズに株式公開しております。

  • NetFront及びCompact NetFrontは、株式会社ACCESSの日本国における登録商標です。
  • Java及びすべてのJava関連の商標及びロゴは、米国及びその他の国における米国Sun Microsystems, Inc. の商標又は登録商標です。
  • 「FOMA/フォーマ」及び「iモード」は株式会社NTTドコモの登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名、商品名は各社の商標または登録商標です。