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IP Infusionの「OcNOS®-OLT」は、完全なWhite Box(ホワイトボックス)型PON(Passive Optical Network、受動光ネットワーク)ソフトウェアソリューションで、マルチベンダーのOLTおよびONU(Optical Network Unit、光回線終端装置)ベアメタルハードウェアプラットフォームをサポートします。お客様は自社ニーズに合わせてBest-of-Breed(最適な製品から選択し組み合わせる)のOLTおよびONUを自由に選択することができます。アクセスネットワークのその他のセグメントと同様に、ディスアグリゲーションはOLTセグメントを変革し、サービスプロバイダーに多くのメリットをもたらします。
「OcNOS-OLT」は、簡単に利用できる構成コマンドを導入しており、ユーザーはデバイスを容易にプロビジョニングし、詰め込み学習を必要とせずに加入者サービスの迅速な立ち上げと変更を実現しつつ、OPEX(運用費)を削減できます。
「OcNOS-OLT」は、従来のシャーシを別々のコンポーネントに変換して拡張性と柔軟性を向上させるディスラプティブ(破壊的)イノベーション、DDC(Distributed Disaggregated Chassis)アーキテクチャをサポートします。PONの場合、PON MACラインカードとスイッチングファブリックカードから成る従来のモジュール型シャーシが、TOR(Top-of-Rack)スイッチに接続された複数のOLTピザボックスに分割されます。「OcNOS-OLT」がOLTピザボックスを制御し、TORスイッチがL3/MPLS/VPN機能を提供します。家庭および企業サービス向けの集中オフィス型の導入は、サービスプロバイダーにおける主要なユースケースです。
昨今の高度なハードウェア技術により、SFP+フォームファクターのマイクロOLTのイノベーションが可能になりました。マイクロOLTは、イーサネットスイッチに接続することができ、比較的少ない漸増的なCAPEX(設備投資)で既存のイーサネットスイッチにPONの機能とメリットをもたらします。このことは、すでにイーサネットスイッチを屋内または屋外に設置済みで、PONを利用して低予算でサービス提供範囲を拡大したいお客様に特に有益です。
uCPE(Universal Customer Premises Equipment)は、法人加入者を対象に顧客のエッジ部分でさまざまなサービスをホストするためのプラットフォームを提供します。uCPEは、SFP+フォームファクターのマイクロONUをuCPEのWANポートに設置することでPON ODN(Optical Distribution Network)に接続可能になるため、外部ONUボックスは不要になります。