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- 米国ISPのNextlink Internetが、IP Infusionの「OcNOS®」ソフトウェアとEdgecore Networks製ハードウェアで中継区間とデータセンターの機能を強化
オープンネットワーキング・ソリューションの世界的リーダーであるIP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:大石 清恭)は、本日、米国中西部で事業展開し、急成長を遂げているインターネットサービスプロバイダー(ISP)であるNextlink Internetが、同社の中継区間とデータセンターインフラの主要領域にわたって、Edgecore Networks製ハードウェアで動作するIP Infusionのソフトウェア「OcNOS® Service Provider(SP)」および「OcNOS Data Center(DC)」を導入したことを発表いたします。
Nextlink Internetは米国テキサス州に本社を置き、11州にまたがるエリアで、約10万人の顧客に固定無線/光ファイバーの高速インターネットサービスを提供しています。同社は、米国中西部やグレートプレーンズ地帯をはじめとするサービスを十分に受けられていない地域社会にインターネット接続を提供する上で極めて重要な役割を果たしています。Nextlink Internetは、拡張性とコスト効率に優れたブロードバンド拡大に向けた継続的な取り組みの一環として、トランスポートアグリゲーション、サイトルーターのスイッチング、基幹データセンターの運用を強化するために「OcNOS」を導入しました。
「OcNOS」は、セグメントルーティング(SR)、MPLS、ISIS等の高度なトラフィックエンジニアリング機能を拡張し、100G/400Gインターフェース対応Edgecore Networksのオープンハードウェアプラットフォームへの統合を実現します。NextlinkのNETCONF(Network Configuration Protocol)/YANG(Yet Another Next Generation)ベースのネットワーク自動化ツールとのシームレスな統合により、運用効率と導入の柔軟性がいっそう強化されました。
Nextlink Internet 最高技術責任者(CTO)Cameron Kilton氏は、
「IP Infusionの『OcNOS』ソフトウェアは、Edgecore Networksのハードウェアと組み合わせることで、中継区間およびデータセンターのトランスポートをサポートする当社の本番環境の一部となりました。これらのユースケースにおいて、『OcNOS』プラットフォームの柔軟性、オープンスタンダードへの対応、コスト構造は、運用の俊敏性とパフォーマンスを維持しながら、米国中西部全域へブロードバンドアクセスを拡大するという当社の目標にしっかりと沿ったものとなっています」と述べています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO)大石 清恭は、
「Nextlink Internetの急成長と、無制限かつ高品質なインターネットサービス提供へのコミットメントは、拡張性に優れたオープンネットワーキング・ソリューションを提供するという当社ミッションと完全に合致しています。『OcNOS』により、Nextlink Internetはネットワークのパフォーマンスを最適化しつつ、コストの大幅削減が可能になります。11州にわたる同社の事業拡大を支援できることを大変嬉しく思います」と述べています。
この度の導入は、無制限の高品質インターネット接続を地方の地域社会に提供できるように、従来のアーキテクチャとディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)型アーキテクチャを組み合わせるというNextlink Internetの広範に及ぶネットワーク戦略の一環として進められたものです。
■IP Infusionについて