IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、米国カリフォルニア州を拠点とする大手光回線インターネットサービスプロバイダー(ISP)であるRace Communicationsが、増大するネットワークニーズに対応するためのインフラ拡張のために、IP Infusionの「OcNOS®」ネットワークソフトウェアを採用したことを発表いたします。オープンネットワークハードウェアに搭載された「OcNOS」は、Race Communicationsのエッジおよびバックボーンネットワークにルーティング基盤を提供します。
Race Communicationsは、L2リングベースのネットワークから新たなIP/MPLSベースのネットワークへの移行を進めており、その一環として、既存ネットワークとの相互運用性を備えつつ、オープンネットワーキングプラットフォームを実現する「OcNOS」を採用しました。Race Communicationsがこの度採用した「OcNOS」は、ファンレスかつ静穏性に優れ、エネルギー効率の高い32Gbpsのネットワークプラットフォームや、スケーラブルな2.4Tbpsのプラットフォーム等で構成される「OcNOS」の最新バンドルソリューションです。
Race Communicationsは、2004年からサービスを提供しており、2023年には、カリフォルニア州で初の住宅向け10Gbos光回線インターネットを導入しました。これまでに全長約792kmを超える光回線を敷設しており、2030年までに35万以上の住宅および企業への接続を目指しています。
Race Communications 最高技術責任者(CTO) Carlos Alcantar氏は、
「ハードウェア調達の柔軟性を考慮するとIP Infusion採用は当然の選択でしたが、それ以上に重要だったのは、当社の既存プロトコルへの確実な相互接続でした。IP Infusionは、確実なプロトコルへの接続に加えて、オープンネットワーキングソリューションでありながらも、リードタイム、サポートにおいて優れており、プロフェッショナルサービスも申し分なく、機器の価格設定も良心的でした」と述べています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO)緒方 淳は、
「世界最大級のテックカンパニーによる経済圏を形成しているカリフォルニア州は、イノベーションの促進を通じてビジネス環境において独自の地位を確立しています。当社やRace Communicationsのようにカリフォルニア州に拠点を置く企業は、グローバル市場で活用可能な機能豊富な製品を開発して提供することで、そうした価値を維持することにコミットし続けています」と述べています。