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- カナダのISPのTargoが、IP Infusionの「OcNOS®」を採用し、既存ネットワーク機器との相互運用性を確保しつつ、バックボーンネットワークをアップグレード
IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、カナダのインターネットサービスプロバイダ(ISP)のTargo(本社:カナダ・ケベック州・モントリオール)が、自社バックボーンネットワークのアップグレードとサービス提供のために、IP Infusionの 「OcNOS®」ソフトウェアとUfiSpaceとEdgecore Networksのハードウェアを導入したことを発表いたします。ロジスティクスとサポートは、同じくモントリオールを拠点とするオープンネットワーキングのスペシャリスト、E.C.I. Networksが担当しています。
Targoは無線ISPサービスをルーツとする急成長中のサービスプロバイダーです。旺盛な需要に後押しされ、無線プロバイダーから光ファイバーサービスの提供へと進化を遂げ、家庭向けサービスへも事業を拡大しています。この度のアップグレードにより、Targoはギガビット受動光ネットワーク(GPON:Gigabit Passive Optical Network)を構築しました。
トラフィク需要の増加と新サービスに対応するため、TargoはBGPルーターとエッジサービスに「OcNOS」を採用し、オーバーレイとしてVXLANを使用しています。「OcNOS」は、既存のCisco、MikroTik、Ubiquitiのネットワーク機器とのシームレスな相互運用性、並びに将来の拡張ニーズに対応する堅牢なプラットフォームを提供し、E.C.I.Networksは、バリュー・インテグレーターとして、オープンネットワーキングソリューションの選定、設計、調達、実装を支援し、Targo独自の要件を満たすようにシステム全体を設計しました。
Targo ネットワークアーキテクト Michel Blais氏は、
「OcNOSの機能とコストの組み合わせは、当社にとって驚きでした。オープンネットワーキング戦略は、設備投資を削減する上で通常のベンダーに代わる効果的な選択肢であり、継続的な運用コストの大幅な削減といった恩恵ももたらします」と述べています。
IP Infusion 最高経営責任者(CEO) 緒方 淳は、
「オープンネットワーキングは、市場にとって目新しいものから、主要ベンダーの提供する製品に代わる現実的でコスト重視の選択肢へと急速に移行しています。IP Infusionは、投資収益率(ROI)のためにパフォーマンスを犠牲にすることなく、他のネットワークベンダーと同等の機能群を提供し続けています」
と述べています。
■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS®」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することが可能となります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。
https://www.ipinfusion.com/