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プレスリリース

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2017.11.13

プリント

IP Infusionの統合ネットワークOS「OcNOS」がEdgecore Networksのオープン規格準拠パケットトランスポンダー機器に対応

― OcNOSにより、拡張性の高いパケットスイッチング、IP/MPLSルーティング、スイッチング、セキュリティ、OAM機能を実現 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:兼子 孝夫、以下ACCESS)の子会社IP Infusion Inc.(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳、以下 IP Infusion)は、本日、同社の統合ネットワーク・オペレーティングスシステム(OS)「OcNOS(オクノス)」が、Edgecore Networks(本社:台湾・新竹サイエンスパーク)の「Cassini(カッシーニ)」パケットトランスポンダー機器に対応したことを発表いたします。「Cassini」は、DCI (Data Center Interconnect)を始め、通信事業者やクラウドサービス事業者、企業のデータセンターを対象に、「OcNOS」にも対応したホワイトボックス・ソリューションを提供します。

Edgecore Networksは、「Cassini」パケットトランスポンダーにより、「テレコム・インフラ・プロジェクト(TIP)」のオープン光パケット・トランスポート・プロジェクト・グループのハードウェア仕様策定に貢献しています。「Cassini」は、業界で最も容量が大きく、業界初となるモジュール構成を特長とするホワイトボックス・パケットトランスポンダー機器です。優れた柔軟性により、100GbE対応のパケットスイッチングポートと、100/200Gbps対応コヒーレント光インターフェースが混在する、メトロネットワークやロングホールネットワークをサポートします。

「OcNOS」は、エッジコアプラットフォームと組み合わせることにより、サイト間のサービスを可視化し、各サイト内および複数のサイトにおける総容量を最大化し、ネットワークの耐障害性を強化します。クラウドベースのコスト効率の良いソリューションに対応可能なことから、事業者は、既存のメトロや、ロングホールDWDM(Dense Wavelength Division Multiplexing、 高密度波長分割多重)を構築し、新たに100Gbps対応機能を拡張して、L2/L3サービスを提供することが可能になります。

「Cassini」パケットトランスポンダー機器は、スイッチシリコン(Broadcom製チップセット「StrataXGS Tomahawk Plus」搭載)をベースに、3.2Tbps のスループットのシステムを備えた、1.5RUフォームファクターです。「Cassini」は、16の固定100GbE対応QSFP28 ポートと、8ラインのカードスロットを備えて、100GbE対応ポートもしくはコヒーレントDSPベースのACO/DCO 光ポートと、大手オプティカル技術のパートナ企業製のオプティカルトランシーバーに対応しています。

IP InfusionのCEO緒方 淳は、
「データトラフィックの爆発的な増加により、事業者は、アプリケーションサービスを最大化するために地理的に分散する拠点間をつなぎ、高可用性と冗長性へのニーズに対応する必要があります。『OcNOS』をEdgecoreの『Cassini』パケットトランスポンダー機器に統合して提供することにより、当社のお客様は、オープンネットワークや分散型ネットワークへの高まる需要に応えることが可能になります」と、述べています。

「OcNOS」に関するより詳細は、https://www.ipinfusion.com/products/ocnos/をご覧ください。

■Edgecore Networksについて
Edgecore Networks は、サービス事業者や企業向けネットワークスイッチ製品・ワイヤレス製品の開発・製造元として知られる世界トップクラスの通信機器メーカ、Accton Technologyの100%出資子会社です。Edgecore Networksは、フルラインナップのWiFiアクセスポイント、並びにデータセンター事業者や通信事業者、企業ネットワーク向けに、ネットワークOSとSDNソフトウェアの選択を可能とする、OCP準拠の、1GbE/10GbE/25GbE/40GbE/50GbE/100GbE対応スイッチ機器における、世界的なプロバイダーです。
https://www.edge-core.com/

■IP Infusion Inc.について
IP Infusionは、分散型ネットワークソリューションにおけるリーディングカンパニーです。同ソリューションにより、通信事業者や企業の新機能やサービスの拡張を、コストを低減しつつ、柔軟に、迅速に実現します。業界初となるOCP準拠のMPLS対応の統合オペレーティングシステム「OcNOS」は、大規模ITネットワーク構築を簡素化し、実装を容易にするホワイトボックス向けソリューションです。NFVベースの仮想ネットワークプラットフォーム「VirNOS」は、事業者のネットワークサービスの開発・運用をコスト効率よく構築します。通信機器向けミドルウェア「ZebOS®」は、世界中の大手通信機器メーカなど300社を超える企業に採用されており、日々進化する、クラウドや、キャリア・モバイルネットワークの要件に応えます。「OcNOS」と「VirNOS」は、「ZebOS」をベースに開発されており、通信事業者や企業の物理的/仮想的なネットワーク要件を満たすソフトウェアソリューションとして、事業者の分散型ネットワーク構築を支援します。IP Infusionはカリフォルニア州サンタクララに本社を置き、ACCESS CO., LTD.の100%出資子会社です。
https://www.ipinfusion.com/

  • ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
  • IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOS、VirNOS、ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。