株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下ACCESS)は、本日、同社のECHONET Lite※1対応HEMS※2ソリューションが、株式会社富士通ゼネラル(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:村嶋 純一、以下富士通ゼネラル)のルームエアコン用無線LAN接続アダプター新製品「APS-12B 」シリーズ(7月14日発売)に実装され、出荷開始されたことを発表いたします。
「APS-12B 」シリーズは、富士通ゼネラルの環境に配慮したルームエアコンの新製品「nocria®(ノクリア) X/Z」シリーズ(2013年11月発売)に対応しており、エアコン本体に取り付けるだけで、無線LAN機能を付加することができるアダプターです。本アダプターには、ACCESSのECHONET Lite対応ミドルウェア「NetFront® HEMSConnect」をはじめとするHEMSソリューションが実装されており、無線LANを介して、エアコン本体と室内に設置されたHEMSとの双方向の通信を確立し、エアコンの電気消費量の見える化や制御を実現することができます。
「NetFront HEMSConnect」は、ECHONET Liteの最新仕様に準拠し、ECHONET Lite対応システムや機器の開発を容易にするソリューションです。OS非依存、省メモリ、低消費電力による高度な柔軟性を実現しており、HEMSやMEMS※3、BEMS※4などのエネルギー管理システムから、スマートメータ、家電に至るまで、幅広い機器に実装が可能です。「NetFront HEMSConnect」は、既にMEMSでの採用実績を有しており、この度の採用により、システム側に加えて、デバイス側(家電)にも実装が拡大いたしました。
ACCESSは、この度、HEMSソリューションとして、「NetFront HEMSConnect」やエアコン/アダプター向けアプリケーションに加えて、メンテナンス用に無線でソフトウェアを更新するためのエアーダウンロード機能も提供しています。ユーザは、アダプター本体を買い替えることなく、無線LANを通じて、ECHONET Liteの最新規格へ随時対応させることが可能です。
今後ともACCESSは、スマートグリッド構想の早期実現を目指して、ECHONET Liteをはじめとする標準規格に対応した先進のソリューションにより、メーカやサービス事業者の迅速な製品開発や市場投入を支援してまいります。
「NetFront HEMSConnect」に関する詳細は、
https://www.access-company.com/products/itelectoronics/hemsconnect/ をご覧ください。
■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。