MENU

プレスリリース

プレスリリース
2014.07.15

プリント

富士通ゼネラルのルームエアコン用無線LAN接続アダプターに ACCESSのECHONET Lite対応HEMSソリューションが採用

― 家電のスマート化を支援 ―

株式会社ACCESS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:室伏 伸哉、以下ACCESS)は、本日、同社のECHONET Lite※1対応HEMS※2ソリューションが、株式会社富士通ゼネラル(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:村嶋 純一、以下富士通ゼネラル)のルームエアコン用無線LAN接続アダプター新製品「APS-12B 」シリーズ(7月14日発売)に実装され、出荷開始されたことを発表いたします。

「APS-12B 」シリーズは、富士通ゼネラルの環境に配慮したルームエアコンの新製品「nocria®(ノクリア) X/Z」シリーズ(2013年11月発売)に対応しており、エアコン本体に取り付けるだけで、無線LAN機能を付加することができるアダプターです。本アダプターには、ACCESSのECHONET Lite対応ミドルウェア「NetFront® HEMSConnect」をはじめとするHEMSソリューションが実装されており、無線LANを介して、エアコン本体と室内に設置されたHEMSとの双方向の通信を確立し、エアコンの電気消費量の見える化や制御を実現することができます。

「NetFront HEMSConnect」は、ECHONET Liteの最新仕様に準拠し、ECHONET Lite対応システムや機器の開発を容易にするソリューションです。OS非依存、省メモリ、低消費電力による高度な柔軟性を実現しており、HEMSやMEMS※3、BEMS※4などのエネルギー管理システムから、スマートメータ、家電に至るまで、幅広い機器に実装が可能です。「NetFront HEMSConnect」は、既にMEMSでの採用実績を有しており、この度の採用により、システム側に加えて、デバイス側(家電)にも実装が拡大いたしました。

ACCESSは、この度、HEMSソリューションとして、「NetFront HEMSConnect」やエアコン/アダプター向けアプリケーションに加えて、メンテナンス用に無線でソフトウェアを更新するためのエアーダウンロード機能も提供しています。ユーザは、アダプター本体を買い替えることなく、無線LANを通じて、ECHONET Liteの最新規格へ随時対応させることが可能です。

今後ともACCESSは、スマートグリッド構想の早期実現を目指して、ECHONET Liteをはじめとする標準規格に対応した先進のソリューションにより、メーカやサービス事業者の迅速な製品開発や市場投入を支援してまいります。

FUJITSU「APS-12B 」シリーズ
「APS-12B 」シリーズ
「NetFront HEMSConnect」の主な特長
  • 最新仕様「ECHONET Lite v1.10」に準拠
  • APPENDIX ECHONET 機器オブジェクト詳細規定 Release D対応
  • OS、ネットワーク非依存 ※主なOS全て(Android、iOS、Windows、RTOS※5等)に対応
  • C言語対応
  • 省メモリ、低消費電力
  • スピード開発が可能なサンプル・アプリケーション
  • 移植が簡単なソースコードを提供
  • 全機器オブジェクト対応
  • 機器オブジェクトを自由に選択可能
  • 組み込み支援サポートの提供
  • 親和性の高い家電向けブラウザ「NetFront® Browser」や、新世代のIPアドレスであるIPv6対応センサーネットワーク製品「ZebOS® Smart Objects」と組み合わせることで、IPv6環境下でのエネルギー管理システムの開発がさらに容易になります。

「NetFront HEMSConnect」に関する詳細は、
https://www.access-company.com/products/itelectoronics/hemsconnect/ をご覧ください。

  1. ECHONET Liteとは、エコーネットコンソーシアムが策定した、スマートハウス・HEMSを支える日本発の標準通信規格。ACCESSもメンバーとして普及促進に貢献しております。
  2. HEMS(Home Energy Management System)とは、家電等のエネルギー消費機器の制御、創蓄(創エネ・蓄エネ)の制御を通じて、省エネと快適性・利便性を両立させる住宅のエネルギー管理システム。
  3. MEMS(Mansion Energy Management System)とは、マンション内の家庭で使用される電力消費量などを計測して把握することにより、空調や照明設備といった機器の制御やデマンドピークの抑制を行う効率的なエネルギー管理システム。
  4. BEMS(Building Energy Management System)とは、ビルのエネルギー管理システム。
  5. RTOS(Real Time Operating System)とは、リアルタイムシステムのためのオペレーティングシステム(OS)。

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証マザーズ:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、家電、放送、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績10億台突破のモバイルソフトウェア、並びに世界中の通信機器メーカなどへの豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける開発力とノウハウを活用して、現在、クラウドを介してスマートデバイス上で多彩なサービスを実現するHTML5ベースのアプリケーション、並びにネットワーク仮想化(SDN)等の先進のネットワーク技術の開発・提供に注力しています。アメリカ、アジア、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。詳細は、https://www.access-company.com/をご覧ください。

  • ACCESS、ACCESSロゴ、NetFrontは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
  • ZebOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
  • その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。